「英語を喋れるようになりたい!」
そんな並々ならぬ思いを持って留学するという一大決心をする人も多いと思いますが、こんな事を思うのではないでしょうか?
「何ヶ月留学したら英語が身につくの?」
英語力を伸ばすために留学をする事を決心したのに、期間が短すぎて結局英語力が伸びなかった!なんて絶対に避けたいですよね。
もちろん留学の目的によって最適な留学期間は違ってきます。
一概に「留学」とは言っても留学のスタイルは人によって違います。 学びたい分野がある!と大学を休学して長期で留学する人もいれば、英語を喋れるようになりたい!とゴールデンウィークなどの連休を使って留学する人もいます。 このように、留[…]
今回は、英語力がゼロの状態で語学留学した場合にどれくらいの期間留学したら英語が身につくのかに焦点を当てて書いていきます。
留学って何ヶ月すれば効果あるの?
語学留学をする上で1番気になるのは、留学自体が英語力アップに効果があるのかですよね。
英語を喋れるようになりたい! そう思っている人の中で「留学」という選択肢を思い浮かべる人も少なくないと思います。 これから留学をしようと考えている人の中には、こう不安に思っている人もいるのではないでしょうか? 「留学したら[…]
結論から言って留学して英語力が伸びるか伸びないかはその人次第です。
要は留学する本人が真剣に英語に向き合わなければ英語力を伸ばすのは簡単ではありません。
ましてや留学したら英語力が伸びるなんて思っている人は全くの勘違いです。
言わずもがな、留学は期間が長ければ長いほどお金はかかります。
留学に行って少しでも短い期間で英語を身につけることができればそりゃ1番いいですよね。
あなたがどの程度のレベルで、将来どの程度の英語力を求めるかにもよりますが、英語力ゼロの人が英語を習得するには最低でも約3000時間の学習時間が必要だと言われています。
そして、TOEICのスコアを100点あげるのに最短で200〜300時間の学習時間が必要だとも…
これを聞くだけでも、英語を勉強するのをやめる人が出てきそうですが、これはあくまで数字。
英語力が身につく期間は当本人の努力次第でどうにでもなります。
って事で、実際に留学をするとどれくらいの英語力を得ることが出来るのか、期間別に分けて書きました。
1週間〜1ヶ月
まずは、短期留学でも短い部類に入る1週間〜1ヶ月の留学です。
留学費用も安く、ビザなどの書類を手続きする必要も無いのでお手軽に留学することが出来るので、忙しい社会人や長期休みを利用した大学生などに人気がある期間となります。
近年、多く見られるようになったこの短期留学ですが、正直この1週間〜1ヶ月の期間では英語力の向上を感じることは出来ません。
この期間では、「現地の生活を体験できる」くらいで英語力を向上させるには物足りないほど短い期間になります。
留学して1ヶ月は英語で話す事に徐々に慣れはじめる期間です。
つまり、英語で会話している自分が好きになり始めて「英語で会話って楽しい!」って思える時期ですので、ここで帰国となると不完全燃焼のまま帰国する事になるかもしれません。
この短期間で少しでも英語力をあげたいんだ!って人は、留学する前からしっかり英語力を向上して、インプットしてきた知識をアウトプットする場として留学するのであればまだいいかもしれません。
これらの理由から1週間〜1ヶ月の留学は、
- 長期留学をする前に一旦雰囲気を見ておきたい
- 仕事疲れで少し休暇も兼ねてリフレッシュしたい
- フィリピンセブ島留学興味ある
って人にオススメです。
1週間留学についてはコチラ。
気軽に留学することができるということで最近注目されている短期留学。 短期留学は学生ビザが不要なことが多い3ヶ月までの留学のことを一般的に言います。 ではどれくらいの期間から行くことができるのかというと、なんと1週間から留学するこ[…]
3ヶ月
次に短期留学の中では長めの3ヶ月の期間です。
留学に最適な期間と言われる3ヶ月ですが、ここでもまだ英語を喋れるようになりたい!って思って留学した人の理想のレベルには程遠い英語力しか身につきません。
ですが、簡単な挨拶だったり英語でコミュニケーションを取ることが出来るようになる期間でもあります。
その為、試験などのスコアも少し上がる傾向がありますが、それでも難しい英文や早いリスニングなどはまだまだって時期。
理想としているペラペラの英語力を求めている人は3ヶ月の留学期間では短く、このタイミングで帰るとなるとこれまた不完全燃焼で終わる可能性が大です。
3ヶ月という期間は、何よりも英語でコミュニケーションを取れるようになっている期間なので、英会話を学習するモチベーションは高く維持されると思います。
逆に、英語で「簡単なコミュニケーション」を取れるようにすることが目標の人は留学期間3ヶ月で丁度良いかもしれません。
ちなみに、1000時間の英語時間を達成するにはこの3ヶ月が目安と言われています。
3ヶ月の英語留学期間は、
- 簡単なコミュニケーションを取れるようになりたい
- 少しでもTOEICなどのスコアをあげたい
- フィリピンセブ島留学興味ある
って人にオススメです。
3ヶ月留学についてはコチラ。
ひと口に留学とは言っても、人によって留学のタイプも違ければ留学する期間も違うものです。 留学を検討している人にとって留学の期間は、あなたの留学の目的を達成する上で非常に大事な要素になってきます。 そんな留学の期間を語る上で欠かせ[…]
6ヶ月〜12ヶ月
次に留学期間が6ヶ月も最適と言われる期間ですが、それには理由があります。
留学期間が6ヶ月にもなると、相手の言っていることが少々速いテンポでも聞き取れるようになってくるんです。
この、「聞き取れなかったものが聞き取れるようになった、伝えることができなかった英語が伝えられるようになった」という事から最適な留学期間と言われているのかなとも思いました。
また6ヶ月を過ぎたあたりになると、リスニング力の成長、スピーキング力の成長などを感じて、自信を持って英会話をする事が出来るようになる時期です。
その為、会話の内容に幅を持つことができます。
8ヶ月あたりになると、単語の数やここまでの英会話で学んだフレーズなどを使うようになり、自分から積極的にコミュニケーションを取れるようになります。
英語を喋れるようになってきた!という実感を1番感じることが出来るフェーズかもしれません。
英語力を向上させるには、英語をとにかく使うこと。
このフェーズを経験すると、一気に英語力が向上する可能性が非常に大きいです。
6ヶ月〜12ヶ月の留学期間は、
- 英語をそれなりに喋れるようになりたい
- 英語で会話することに自信を持ちたい
って人にオススメです。
12ヶ月以上
そして最後に、留学期間としては長期になる12ヶ月以上の期間。
基本的にはワーホリをしている人や正規留学をしている人が多い期間ではありますが、しっかりと英語力を伸ばしたいのであれば12ヶ月以上の一択です。
12ヶ月以上の留学をするようになると、自分の英語力の成長をかなり感じることが出来ます。
その為、まず自分の英語に自信を持てるようになります。
そして、日常会話だけでなく、生活する上で必要な英会話に関しても問題なく英語で対応出来るようになります。
英語をペラペラに喋れるようになりたい!将来仕事で英語を使った仕事をしたい!と考えている人は12ヶ月以上をオススメします。
12ヶ月以上の留学期間は、
- ペラペラになりたい
- 将来英語を使った仕事に就きたい
- ワーホリしたい
って人にオススメです。
最初は12ヶ月って聞くと長く感じるかもしれないですが、英語を喋れて楽しい!って分かったのが6ヶ月以降なので「あっという間だった!」って感じると思います。
もはや、英語の環境にいるのが当たり前過ぎて「え、もう帰る時期?」くらいになるかもしれません(笑)
語学留学の効果は人による
ここまで期間別に英語が身につくかどうかを書いてきましたがいかがでしたでしょうか?
留学する期間によって感じ方や成長する度合いが違う事がお分かりになったかと思います。
当たり前ですが、期間別の英語の効果はどの英語レベルで留学生活を開始させるかによってもだいぶ変わってきます。
上に書いてあるのはあくまで目安です。
「英語は結構勉強してきたので海外で実力を試したいです!」って人は短期留学でも効果を得ることはできます。
ですが、「これから英語をゼロから学びたいです」って人は短期留学では十分な英語力は身につきません。
語学力を少しでも上げたいあなたに僕がオススメするのは最低でも半年の期間を留学すること。
もちろん、その半年間は死に物狂いで積極的に英語に向き合わないといけませんよ。
授業は積極的に発言、現地の友人を作り沢山コミュニケーションをとる、留学先でも単語やフレーズの勉強をするなど、英語力を上げるという目的を叶える為にやるべきことは沢山あります。
冒頭にも言いましたが、留学に行くだけでは英語は上達しません。
ゼロの状態から英語を習得するのには3000時間が必要だということを頭の片隅に入れておいてください(笑)
何度も言いますが、語学留学をする期間はあなたの留学の目的によってだいぶ変わります。
目的を明確にして、何ヶ月留学をすればその目的を叶える事ができるかをしっかり考えるようにしましょう。
って事で今回はここまで!
See you around!
一概に「留学」とは言っても留学のスタイルは人によって違います。 学びたい分野がある!と大学を休学して長期で留学する人もいれば、英語を喋れるようになりたい!とゴールデンウィークなどの連休を使って留学する人もいます。 このように、留[…]