昨今の新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けて、留学予定だったのに渡航出来ない人や留学していたのに途中帰国をせざるを得ない人など、なかなか思う通りに留学できない時期が続いています。
そして、入国する際の検疫強化だったり、入国制限やビザ発給の制限なども世界的に行われているので留学する人はかなり苦労していると思います。
そんな中、またまた留学生に追い討ちをかけるような事案が発生しています。
それがアメリカのビザが発行されない問題です。
留学をする者してる者にとってとても聞き捨てならないニュースが耳に入ってきています。
ビザが発行されないって事は留学は不可能な訳です。
留学の渡航先の中でも人気のアメリカだけにそのショックはデカい…
って事で今回は、新型コロナウイルスの影響で留学できない?アメリカのビザ制限問題を簡単に書いていきたいと思います。
アメリカが留学生に対するビザを制限?
2020年は春頃から新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響で世界的に普通ではない日常が繰り広げられています。
大学も、対面式の授業スタイルからオンライン授業スタイルに変更している大学もかなり多くなってきました。
ハーバード大学などでは全ての授業をオンラインに切り替えるとの発表もありました。
実際に留学している留学生は、アメリカに留学したのにオンラインだと留学している実感が湧かないなんて声もチラホラ聞こえているほど。
今回のこの留学生のビザ問題を簡単に説明していきます。
米国安全保証省の傘下である米移民税関捜査局(ICE)は2020年7月8日に、アメリカに留学する者や滞在している留学生に向けてあるトンデモ発表をしました。
それが、コロナウイルスの影響で9月からの秋学期の授業が全てオンラインで行われる場合はビザの発給をしない、もしくは入国を認めないと。
すでに滞在している留学生はアメリカに滞在し続ける為には以下の2つの方法しかありません。
- 対面授業がある大学に転校する
- 留学を終了しアメリカから出国する
対応に応じない場合は強制国外退去処分になるんだとか。
対象となるビザは
- 一般学生ビザ(F-1)
- 職業訓練プログラム受講の学生向け(M-1)
だそうです。
Twitterなどでも結構荒れていて、途方に暮れていた学生さんも沢山いました。
ですが、そのわずか数日後に新しくアップデートがありました。
それは、2020年3月9日時点でアメリカ大学に在籍していた者のみ国に滞在しオンライン授業の履修を認めるというもの。
新学期から新たに入国し学ぶ予定の者は、対面授業を履修しない限り入国を認めず且つビザも発給しないとのことでした。
入学許可証(I-20)を発行してはならないと各大学へ通達がいっているそうです。
9月から全ての授業を再開させることを希望としている大統領のトランプが教育期間に圧力をかけているとの噂もありますが…トランプよ…
<2020年8月1日現時点>
2020年3月9日時点でアメリカの大学に在籍している者:オンライン授業のみの履修でも滞在可能。
アメリカの大学にこれから在籍予定の者:オンライン授業のみの履修は不可。入学許可証もビザも発行されず、入国も不可。
今後どうなっていくか状況を追おう
新型コロナウイルスが感染拡大してしまっている現在は、誰もが予想していなかった事態となっています。
この留学生に対するビザの発給制限に関してはアメリカ国内でも賛否両論あって未だどうなるか先の見通しは分かりません。
今のところ言えるのは、現在アメリカに滞在して新学期も大学に在籍できる人は精一杯学び、貴重な経験をできるよう過ごすこと。
アメリカに留学希望だったけど今回の件で渡航出来なかった人は、留学できなかった。と落ち込むのではなくてまたいつか留学できると信じてポジティブに考えましょう。
もし仮に、留学前に満足いく英語の勉強ができていなかったのであれば、この機会に勉強できる猶予が増えた!と捉えるのもいいと思います。
新型コロナウイルスの感染拡大はいずれ終焉を迎えて、また前みたいに海外に留学できる時期はやってきます。
その時に有意義で満足のいく留学生活が送れるようにしっかり準備して行けるようにしましょう!
今の時期はまだどう状況が変わるか分かりません。
ビザに関する情報などを各大学のホームページや外務省の海外安全ホームページなどに飛んで情報をしっかり追いかけましょう!
ってことで今回はここまで。
Bye Bye!!
「留学してみたいなぁ」っていうぼんやりとした気持ちはあるんだけど、今ひとつまだ決断できない... 実際、留学するって決断したとしても「留学って意味あるのかなぁ」って不安になりますよね。 分かります。僕もそうでした。 でも安[…]