留学って意味あるの?アメリカ留学経験者が感じたメリットとデメリット

「留学してみたいなぁ」っていうぼんやりとした気持ちはあるんだけど、今ひとつまだ決断できない…

実際、留学するって決断したとしても「留学って意味あるのかなぁ」って不安になりますよね。

分かります。僕もそうでした。

でも安心してください。

留学をした僕から言わせてもらうと、

留学ってめっちゃ意味ありますよ!

「留学に行きたい」

「留学に興味はあるけど…」

「留学の良い点って何?」

留学に対してまだぼんやりとしたイメージしか描けていない未来の国際人の為に、アメリカ留学経験者である私アキラが留学のメリットとデメリットを教えちゃいます。

アキラ
この記事を読み終わる頃には、留学に対する期待感ワクワクが止まらなくなっちゃうかも!




留学するメリットとは?

そもそもあなたが留学してみたいと思った理由は何ですか?

「英語が喋れるようになりたい」とか「海外で働きたい」「外国人と結婚したい」などなど、何かしらの理由があるのではないでしょうか。

基本的には留学する国の言語で生活するのが留学

僕を含めて、留学をしたことがある人は様々なメリットを感じています。

  1. 英語力が向上する
  2. 日本を外から見ることが出来る
  3. 就職活動でアピールできる
  4. いろんな国の友人ができる
  5. グローバルスタンダードが身につく
  6. 語学力だけでなくメンタル面でも自信がつく

1:英語力が向上する

留学をしたいって思っている人の理由ランキングで堂々の第1位に上がるのが「英語を喋れるようになりたい」って理由だと思います。

そして、留学をした人によるメリットランキング(アキラ調べ)でも堂々の1位にあがるのが「英語力の向上」です。

これは、海外(今回の場合英語圏)に留学した場合、基本的には間違いなく感じるメリットの1つです。

まず、英語を習得する為には環境だとよく言われますが、日本で環境を作るのと海外で英語だけの環境を作るのとでは全然違います。

というのも、海外では日本語が一切通じないので、なんて言えばわからない状況でも英語でその場を乗り切るしかありません。

この、日本で行う「英語以外喋っちゃいけませんよゲーム」ではなくて、日本語以外の国で行う「英語以外通じませんよゲーム」という英語を喋らないといけない必然性が己の英語力を向上させてくれるんです。

そして、留学するメリットが英語力向上である理由がもう1つあります。

それが生きた英語に触れることができるということです。

例えば、”How are you?”と聞かれた時に、留学を経験した人は絶対に
アキラ
I’m fine. Thank you.

とは言いません。

今、「え!?そうなの!?」って思った方は間違いなくこのメリットを感じる事ができるはずです。

この場合、だいたい

アキラ
Hi.

とか

アキラ
I’m doing well.

って返す人がほとんど。

このように、現地でしか知り得ない生きた英語を知ることができる事であったり、状況によって使い方が変わってくる単語のニュアンスであったり、方言なんかを知ることが出来るのは留学をした人の大いなるメリットとなります。

ちなみに僕が留学していて英語力が伸びたなー!って思った瞬間はコチラの記事で書いてますので参考にしてください。

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留学 英語力

2:日本の事を外から見る事ができる

留学をした人が口を揃えて言うメリットが、日本という国を外から見ることが出来るということです。

今まで日本という国で当たり前のように育ってきましたよね。

日本が好きだ!って人もいれば日本という国はクソ!って思っている人もいるかもしれませんが、実際に留学をしてみると、海外から日本という国がどのように思われているのか、海外にいる自分から見て日本に対してどう感じるかを知ることが出来ます。

日本って国は素晴らしいぞ!

って感じることもあれば

日本はちょっとおかしいぞ!

って感じることもあります。

僕はアメリカに留学するまで日本という国を「最高!」だとか「最低!」とかって視点で考えたことはありませんでしたが、留学をしてから日本を他国から見ることになり、新しい視点で自国を見つめ直す事が出来ました。

例えば、コンビニ。

日本のコンビニを経験したら海外のコンビニは物足りなくてしょうがありません(笑)

店員のサービスや接客態度なんかもそうで、日本の「おもてなし」精神がどんだけ素晴らしいかを体感させられます。

逆に、日本の働きすぎ問題は海外の人達の中でも有名です。

大学での授業中に”karoshi”(過労死)って英単語が普通に出てきたときはびっくりしました(笑)

このように、海外の人から見た日本のイメージを肌ですぐ感じる事ができるんです。

3:就活がめっちゃ有利になる

この記事を読んでいる人の中にも、就活が不安で留学を踏みとどまっている人もいるのではないでしょうか?

もうこの際なんではっきり言います。

留学は就活に有利です!

外資系企業はもちろん、今や日本の企業もグローバル化に合わせて社内公用語を英語に設定している会社もあるくらいです。

知ってます?

留学経験のある大卒は留学未経験者の大卒よりも年収が高いって。

つまり、海外に留学したという経験は、目的を達成したという経験値、現地での培ったコミュニケーション力や言語力ともに就職活動において大きな武器になります。

しかーし!!

ここで間違っちゃいけないのが、留学した人全員が有利という訳ではないという事。

就活って簡単にいうと面接みたいなものですよね。

「何の為に留学したんですか?目的を教えてください」

「留学して得たものは何ですか?」

のような質問が飛んできたときに、

アキラ
えっと…アメリカに行ってみたかったからです。留学して得たものは…英語が喋れるようになりました。

ではダメ!ってのはなんとなく分かりますよね(笑)

「留学した事」が偉いわけではなくて、面接をする人は「留学した目的を達成したのか」「留学をしたことによりどう変化があったのか」を知りたいんですよね。

つまり、留学した理由や目的を明確にしてる人であれば留学は就活に有利だよってことです。

4:いろんな国の友達がたくさん出来る

留学をすると、各国からやってきた留学生と触れ合うことが出来るので、色んな国の友達を作ることが出来ます。

友達は少ないよりは絶対に多い方がいいですよね。

たとえ、あなたがシャイな性格だとしても、友達は作った方がいいです。

というのも、留学は異国での孤独との戦いだったりします。

何かで落ち込んだり、何か分からなかったりする時に、すぐに聞く事が出来る友人はいた方が多ければ多い方がいいです。

自分から積極的に話しかけたり、何かアクションを起こすことにより会話が生まれ、意気投合して遊ぶ約束をしたり、ジムに行く約束をしたり、パーティしたり、友達がいる留学生活は最高です。

特に、今はSNSがありますからね。

仲良くなったらFacebook、Twitter、Instagramなどを聞いて人脈の繋がりを作っておきましょう!

卒業して、それら友人が帰国した後もその友人を訪問しに旅行したりする事だって出来ます。

友達は留学中も留学後も一生あなたの財産になりますよ。

グローバルスタンダードが身につく

留学をすると日本にいたら絶対に経験できないような色んな経験する事が出来ます。

例えば、世界中の色んな国からやってくる留学生は、育ってきた文化も違えば習慣も違うので、自分と物事に対する考え方や価値観が違う事がほとんどです。

つまり、日本では当たり前だったことや常識が通用しない場面がたくさん出てきます。

留学中は「文化が違うんでしょうがない」って訳にもいかないので、留学している土地の文化だったり相手の出身国の文化や習慣に配慮してコミュニケーションをとり生活していく必要が出てきます。

この「自分の意見を主張する事」ですが、海外ではとにかく自分の意見や考えを主張する事が当たり前です。

日本では、あまり見られないコミュニケーション方法なので、日本人は最初は苦労する事がかなり多いようですが、海外では「お互いが主張する」「お互いが意見を発する」がスタンダードなコミュニケーション方法となっています。

とにかく、間違っていようが正解であろうが自分の意見をしっかりと相手に伝えるという事を海外では子供の頃から教えられているんです。

例えば、日本では、正解を出す為の授業が多い印象がありますが、海外では正解がない事柄に対して多く意見を求められます。

その為、“What do you think?”(あなたはどう思う?)というような聞かれ方をする事が多く、聞かれたことに対して自分の考えや意見を頭の中でまとめて発言をするという事がスタンダードになってきます。

このように、異なる文化や価値観を持っている人に対して自分の意見をわかりやすく伝えようとするコミュニケーション能力、いわばグローバルスタンダードを身に付ける事ができるのはメリットです。

語学力だけでなくメンタル面でも自信がつく

留学をするということは、言葉も習慣も文化も違う国で生活すること。

田舎から東京に上京するのとは訳が違います。

「外国で生活をする事ができた」

まず単純にそれだけで大きな自信がつきます。

日本でずっと育ってきた自分が海外で生活できるかどうかって、留学する前は不安で仕方がなかった事だと思います。

そのほかにも、英語でコミュニケーション取れるかな、友達できるかな、授業ついていけるかな、現地でちゃんと働けるかな、などなど色んな不安があると思いますが、留学をすることによってそれらの不安を乗り越え、全て自信につながります

もちろん、見知らぬ土地で生活をするとなると様々な壁にぶつかることもあるかもしれませんが、それでも必死に生き残らないといけません。

うまくいかない時や困った時に、何か策を講じてその場を打開するライフスキル力も身につきます。

その為には今まで経験してこなかった事に挑戦しないといけないかもしれません。

このように、語学力以外にも留学をする前の自分よりも圧倒的に自信がつきます。


特に僕が感じたメリット

僕も留学する前は不安な気持ちでいっぱいでした。

僕の場合は、アメリカに留学したので言語は「英語」だったのですが、「英語スキルをあげたい」というよりは「世界に友達が欲しかった」というのが留学したいと思った1番の理由でした。

実際に大学から渡米して、勉強の面も部活動の面も遊びの面もアメリカでは色んな経験をしてきました。

そして、実際に僕がアメリカに3年間海外留学して、特に留学してよかったって感じたメリットは、

  • 色んな国の友達がたくさん出来た
  • 日本を外から見ることが出来た
  • 圧倒的な自信がついた

この3つは特にメリットとして感じました。

色んな国の友達がたくさん出来た

まず、僕が当初の留学の目的としていた「世界中に友達をたくさん作る」というゴールが達成できました。

まだまだ僕の中では物足りないですが、だいたいどこの大陸に旅行に行っても友人の家に泊まれるくらいには友達が出来ました(笑)

ちなみに、世界の人口(約70億人)における約25%が英語を喋ると言われています。

これは、英語を母国語としている人ではなくて、英語を第二言語としてでも喋る人も含まれた数字です。

それに対して日本語はたったの1.9%ほどしか喋る人がいないんです。

英語をコミュニケーションツールとして使う事ができれば、単純に友達を作ることが出来る可能性が何倍にもなるんですよね(笑)

僕はもう日本に完全帰国してから何年も経ちますが、いまだにフェイスブック上であったり、iPhoneのiMessageだったりで連絡を取り合ったりしています。

その他にも、僕に出会ったことで日本という国に興味を持ってくれて旅行しに日本に来てくれたりする友人もいます。

留学中にできた友人は、すぐに会う事が出来なくなった今でも連絡を取り合える生涯の友人となっています。

友達は、少ないよりは絶対に多いほうがいいですから。

日本を外から見ることが出来た

僕は海外に留学したことによって、日本人であることを誇りに思えるようになりました。

正直、これは僕が留学しようと思った時には全く頭の中になかった考えでした。

よくあった会話として、クラスに行くと隣のクラスメイトが、必ずこう聞いてきます。

クラスメイト
Where are you from?(自分どっから来たん?)
アキラ
From Japan.(日本からやで)
クラスメイト
Oh~ Japan! That’s so cool!(おぉ〜日本なんや!ええやーん!)

このような反応をしてくれます。

あまり大きな声では言えないですが、同じアジア圏でも日本の印象はすごく良いです(笑)

そこから彼らが知っている日本の事だったり、興味を持っていることを聞いたりして会話がまず広がります。

個人的には、友人を作るチャンスです(笑)

ここでいかに面白い話か、興味がある話をするかで、その人との親密度や授業に行きたいかどうかのモチベーションにも関わってきます(笑)

というか、アメリカに行って気付かされるのが、日本について知っている人が結構多いということ。

僕もだいたい、

アキラ
Have you ever been to Japan?(日本行った事ある?)

って所から会話を始めたりするのですが、アニメ、テクノロジー、お寺、忍者、侍などなど、目をキラキラして色んな話をしてくれるんです。

ほとんどの人が「日本に1回は行ってみたいねん」って言ってくれるので、そんな国に生まれた自分を誇らしく思えます。

それと同時に日本から留学すると日本について自分が知らな過ぎるということにも気付かされます。

というのも、海外では日本に興味を持ってくれる人が多いということで、色んなことを聞いてきます。

例えば、日本の歴史について、日本の伝統芸能について、日本の政治について、日本人ってこういう習慣あるの?、日本の面積ってどれくらい?などなど日本に関する疑問だったり、質問をストレートに聞いてきてくれます。

こういう質問をされた時に、日本人として”I don’t know”だけは避けたい所。

僕は、アメリカに留学して日本についてもっと勉強しようと思ったきっかけにもなりました。

そして、また勉強を通じて日本という国で生まれたことを誇りに思ったりするんです。

もちろん日本に関しては良い点も見つかれば悪い点も見つかりましたが、悪い点に関しては個人個人の意見の差もあると思うので留学に実際に行って体感してもらえれればなと思います(笑)

圧倒的な自信がついた

留学しようと思った目的が「世界中に友達が欲しい」だったとしても、留学前の僕はそれなりに不安もありました。

でも、そんな中で留学をした事によって、「これは確実に自分の自信になった」っていうタイミングは何個もあります。

まず、「そもそも僕って海外で一人で生活できるの?」って所です。

今まで、修学旅行でハワイにホームステイしたり、英語しか使えない学校に通ったりしましたが、一人ではありませんでした。

ところがアメリカに行ったら、どうあがいても一人で生きていかないといけないし、いざとなったら日本に帰る!って簡単に帰れる距離でもありません。

でも、留学中は不安なフェーズが来る度にどんどん自信をつけていったのを今でも覚えています。

今となっては、海外ならどこでも踏ん反り返ってでも生活できますね(笑)

例えば、現地に行ってまず最初に行わないといけないのは身の回りの事。

僕は、アメリカに行ってから宿を決める、というストロングスタイルで渡米したので(普通は日本で決めます)、まず宿の契約、そして銀行口座の開設と携帯電話の契約などを行いました。

これらの事を、日本でもあんまりしたことがなかった当時の僕としては、

「アメリカで諸々契約を交わした」

これだけでかーなり自信をつけました。

銀行口座の開設に関しては、4時間くらいかかりましたけど(笑)、それでも何とかやりきることができた自分を褒めてやりたいです。

こういう些細な事でも自信になるんです。

そして、大勢のアメリカ人の前でスピーチをした事も僕の大きな自信に繋がっています。

僕が行った大学の授業では”Public speaking”(パブリックスピーキング)というスピーチの授業が必須クラスとしてありました。

1週間〜2週間に1回、あるテーマに沿ってクラスの前に立ってスピーチをするのですが、ちょっと想像するだけで不安になりませんか?

「スピーチのスパン短くない?」

「そのテーマ難しくない?(ってかどういう意味?)」

「グループとかじゃなくて前に立ってスピーチするの?」

ちなみに、原稿は持つことは許されておらず、クラスの1番前に立ってマイク無しです(笑)

もちろん、全て英語です。

しかも、スピーチは録画されてメールで送りつけて来られます(笑)

最初は、現地の学生に対して

アキラ
(こいつらは原稿考えるだけやけど、俺英語も覚えなあかんやんけ。不利やん!宿題これだけちゃうねんぞF**k)

くらい思っていました(笑)

授業当初にフリートピックでスピーチしても、「緊張している人の動作を全てやってくれました!」って何回も録画されたビデオを流されて、「スピーチ時にしてはいけない動作を全てした日本人」みたいに扱われたりもしました(笑)

まぁそのおかげでクラスメイトととても良い関係を築くことが出来て、学期中にクラスメイトに色々と助けてもらった甲斐もあって、学期最後の試験では、あのTEDにいるかのようなスピーチを完璧に10分間こなすことができました。

もちろん成績は「A」。

僕にとって、これが自信にならない訳がありません。

田舎から出てきた標準語もままならない日本人がアメリカで大勢の現地学生の前で英語で10分間のスピーチを完璧にこなして成績はAですからね。

それからとはいうもの、僕は人前で話す事に何の怖さも感じません。

武道館で喋れって言われても、まず日本語ですから(笑)

恐らく、これから留学する人も不安でしょうがない事はいっぱいあると思いますが、留学をより良いものにして乗り越えることが出来れば、色んなシーンで自分に自信が持てるようになって留学して良かったなって思えるようになると思いますよ。

留学するデメリットとは?

留学するメリット、そして実際に僕が感じることができたメリットをここまで散々書いてきましたが、メリットがあるということは大体デメリットもあるもの。

って事で留学するデメリットを5つ挙げてみました。

  1. 費用がかかる
  2. 治安が日本より悪い
  3. 卒業が難しい
  4. 食生活が大変
  5. 人によっては孤独な留学生活になる

1:費用がかかる

まず留学する上で1番ネックになるのが、留学する時にかかる費用ですよね。

留学費用はまとまったお金が必要になるので正直安くはありません。

留学にかかる費用は、留学する国や地域などによってそれなりに変わってくるとは思いますが、1ヶ月ほどの短期留学で30万円ほど、6ヶ月の留学で最低でも180万円、1年単位だと300万円以上はかかるとみてもらって大丈夫です。

ほとんどの場合、学費がかなり高いです。

「留学しながらアルバイトをして費用を少しでも稼ぐ」って人もいますが、国によってアルバイトのルールが違います。

例えば、

  • アメリカ:キャンパス内でのみアルバイトOK
  • イギリス:キャンパス外でもアルバイトOK

といったルールがあります。

なので、もしあなたがアルバイトをしながら学費を稼ごうと考えているのであれば、行きたい国のアルバイトの規則を調べるようにしてください。

ただ、当たり前ですが、アルバイトをするということは英語スキルが必須となってきます。

よって、語学力の向上を目的に留学する人であれば、現地で英語を使ってコミュニケーションをとるお仕事はかなりハードルが高いですよね。

留学する費用を安く抑える方法としては、短期留学もありですが、短い分効果を得にくい、かつ、学生からしたら数十万の出費はやはり痛い。

留学するにはかなりお金が必要になってきます。

留学にかかる費用に関してはコチラをどうぞ。

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2:治安が日本よりだいたい悪い

日本で過ごしていて物騒なニュースばかり見ていると麻痺してしまいますが、世界的に見れば日本はすごく安全な国

なので、日本を出るということは治安が悪い場所に行く可能性がほとんどです。

分かりやすい例えで言うと、海外ではカフェで荷物を置いてトイレにはいけません。

日本では、カフェで勉強などをしている人が荷物を机に置いたままトイレに席を立つ人が多いですが、海外で同じことをしたらほぼ100%で盗られます

外国人だと分かるや否や、スリひったくり置き引きは当たり前のように行われるのが現実です。

海外に比べて日本は、

  • 一般人の銃の所持が禁じられている
  • 貧困層や失業率の割合が低い

ということが挙げられるんですが、これが日本が犯罪発生率が低い理由でもあります。

先ほど言った通り、日本も物騒な事件が多いことは多いのですが、日本にいる時よりも危機管理意識をしっかり持たないと、留学中に犯罪に巻き込まれてしまう可能性が高く、これは留学する上でのデメリットでもあると思います。

治安についてまとめた記事はコチラをどうぞ!

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3:卒業が難しい

皆さんは海外大学を表すこんな言葉を聞いたことはありませんか?

「入学するのは簡単、卒業することが困難」

これは、海外の大学を日本の大学と比較した時によく使われる表現。

日本の大学は「入学することが困難、卒業することは簡単」と言われ、大学入試を突破するために受験生は予備校や塾に毎日のように通い合格を目指します。

入学後は飲み会やバイトに明け暮れて遊んで…なんて話をよく聞きます。

そんな生活を想像しているのであれば海外へ留学するのは本人にとってデメリットになります。

海外の大学は日本の大学のように、入試というそんなに厳しいものはなく入学する為には高校時代のGPAが重要になってきます。

そして、授業では大量の課題が課され、毎週のようにエッセイを書かされる授業もあったりします。

しかも、「寝坊しちゃった!授業さぼろ」なんて言って3回授業を休んだら、ほぼいい成績は取れないと言っても過言ではないでしょう。

卒業するためにはGPAを2.0以上にキープしなければならず、キープできなかった場合は退学の処置が取られてしまいます。

4:食生活が大変

健康を保つ上で欠かせない食事。

しかし、留学した国の食事が合うか合わないかは留学生活において結構大きく影響してきます。

例えば、アメリカの食事において1番に言えるのは、量が多いということ。

そして、ハンバーガーやピザなどハイカロリーなものを食べる機会も多いです。

不思議ですが、人間というものは簡単に順応してしまう生き物で、留学した最初は「多い!」って思ってしまうのですが、いつの間にかその量にも慣れてきてしまうんです。

特に、ホームステイをする人は要注意で、出てくる食事の量を最初は無理して食べていたものの、だんだん慣れてきてお代わりするようになった、なんてことはよく聞く話。

結果、ブクブク太ってしまったなんてのは留学あるあるの1つかもしれません(笑)

でも、美味しく食べれるのであれば全然いいのですが、それとは逆に、留学した国の食事が合わなかった場合は本人にとってデメリットになります。

もしかしたら、ホームステイ先のご飯の味が口に合わないかもしれません。

他にも、違う言語の国で話すということ自体がストレスで、食事でストレス発散をしてしまうなんてのもよく聞く話です。

そういう人はだいたい太ってしまいます。

これは、特に女性にとっては悩ましい問題かもしれませんね。

5:性格によっては孤独な留学生活になる

これは本当に人によりますが、積極的に友達を作ろうとしないと孤独な留学生活になってしまう可能性があります。

例え、あなたが社交的な性格でないとしても積極的に話しかけたり、ランチに誘ったりして友人を作った方が100パーセント留学生活は楽しくなります

友達がいることで、ただ留学生活が楽しいだけでなく、分からないことを聞くことができたり、現地の人しかわからないようなアクティビティに連れて行ってもらえたり、メリットは沢山あります。

実際に、キャンパス内をみているとはっきりと分かるんですが、アジア系の留学生はグループで行動をします

それに比べて、例えばアメリカ人は個人で行動することが多いんです。

そんな個人行動を好む傾向にある国の環境に飛び込んで、しかも英語で積極的にコミュニケーションを取らないといけないというのは確かにハードルが高いですが、英語力向上の為、留学生活を楽しくするために友達作りは大変重要な事なんです。

なので、人と話すのが苦手、だとか、シャイなので、などなど性格によっては留学生活において孤独を味わってしまうかもしれません。

孤独を感じると早く日本に帰りたいと、ホームシックになってしまいます。

性格的に友達作りが苦手でも積極的にコミュニケーションを取ることをオススメします。

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特に感じたデメリット

以上のような数々のデメリットもあるわけですが、その中でも僕が実際に海外留学をした中で特に感じたデメリットを書いていきます。

お金がかかる!

やっぱり留学する上で、1番のデメリットは留学コストがかなり高いということです。

半年留学であったり、1年留学した場合の目安費用を上に書きましたが、僕は3年間留学したので単純に3年間分の費用を消費しました。

僕が大学に通っていたのはカリフォルニア州のチコという田舎町だったのですが、カリフォルニアは物価が高いのにも加えて教育機関に力を入れていて他の州よりも少しコストが高いんです。

なので少しでも費用を安く抑えたいって人はカリフォルニアではない州に行くことを僕はオススメします。

実際に留学している時に一番痛感したのは現地学生との授業料の差

“Non resident fee”という現地学生は払わなくていいコストが掛かるのが原因なのですが、その差は現地学生の3〜5倍

しかも、”financial aid”という制度を利用しているので、現地学生はほぼタダなんですよね。

そして、教科書が異常に高いんです。

ハードカバーの教科書なんかは100ドルを超えるのは普通です。

もちろんレンタルするって方法もあるのですが、在庫がある場合のみ。

どうしても!って人は他の大学や州から送ってもらう方法もあるのですが…それでもコストはかかります。

アキラ
同じ授業を受けているのに、コイツらの何倍学費払ってるんだ?絶対に単位を落としてたまるか。

と思って夜遅くまで勉強するんです。

単位を落としてもう1度同じ学費を払うなんて勿体無すぎるし卒業も長引いちゃうしで、デメリットだらけになってしまいますからね。

性格によっては孤独な人たちを見てきた

僕がアメリカに留学して1番感じたのは、自分の性格が外向的で誰とでも仲良くなれる性格で良かったという事です。

なので、僕の留学生活はめっちゃ楽しくて、「日本に帰りたい」なんて1回も思ったことがないくらいでしたし、外国人の友人もたくさん出来ました。

ところが、僕と同じような日本人の留学生とそれなりに会ってきましたが、「せっかく留学してるのに勿体無いなぁ」って思う人も何人かいました。

まずは、先ほども言ったように、性格的に友達を作ることができない人です。

人に話しかけるのが苦手だったり、シャイだったりってのは確かにしょうがないことなのですが、留学生活においてはかなりマイナスになるので突破することをお勧めします。

そして、友達を作ることは出来るけど外国人の友人がいない人もいます。

せっかく留学しているのにも関わらず、日本人同士でつるんでしまっているんですよね。

これでは、留学をしている意味がありません。

勘違いして欲しくないのですが、別に日本人同士でつるむなとは言いません。

母国語で喋れる友人がいるのは留学生活において絶対にメリットです。

ただ、日本人の友達を作ることは出来るのに、外国人の友達を作れないって人が結構多くてこれが本当に勿体無い。

日本人同士でつるんでいるとどうなるかってのは何と無く想像がつくかもしれませんが、英語で話す機会が大幅に失われるので英語力の向上があまり期待できません

僕の友人は、日本人コミュニティで留学生活の大半を過ごしたので、4年ほどアメリカにいたのにも関わらず、まともな会話すらできるようになりませんでした。

英語は使わないと覚えません。

外国人の友人を作って、英語を話す機会を作らないと、留学生活の楽しさも半減するし、英語力の向上も見込めないとなるとこれは確実にデメリットですよね。

人によっては逆に、日本人の友達は少ないけど、外国人の友達がめちゃくちゃ多い人もいます。

英語だと人が変わる人っていますからね(笑)

目的を持った留学でメリットを最大限に感じよう

ここまで書いてきてやっぱり思うのは、なんとなくで留学するのではあまりにも勿体無いという事です。

それなりに高いお金を払って短期間もしくは長期間行くのですから、どうせなら今回僕があげたメリットを少しでも多く、いろんな角度で感じれるようなメリットにして欲しいです。

僕のようにただ単に「世界中に友達が欲しい」っていうのも立派な目的の1つだと思っています!(笑)

  • 「海外の大学を卒業してそのまま海外で仕事がしたい」
  • 「海外にしかない学部や専門分野を学びたい」
  • 「激務で疲弊した毎日が嫌だからリフレッシュも兼ねて海外で生活したい」
  • 「ハリウッドに進出したい」
  • 「ブロンド美女と結婚したい」

などなど…留学の理由や目的はなんでもいいと思います。

もちろん先ほども言いましたが、留学というのは今まで育ってきた日本とは全く違う異国の世界で生活することになるので楽しいことばっかりではないと思います。

ってか楽しいことだけじゃ無いです(笑)

日本ではあり得ない事をされたり、言われたり、いわゆるカルチャーショックというものも経験するかもしれません。

でもそんな経験もポジティブに捉えれば、留学はカルチャーショックを感じれるっていうメリットだとすら僕は思います。

留学は刺激たっぷりです。

何かしらの目的を持って留学をする事ができれば、今回紹介したような留学をすることによるメリットを大いに感じてもらえると思いますよ。

ってことで今回はここまで。

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