「留学したい！」と考えている人が気になる事といえばやっぱり留学にかかるお金のことではないでしょうか？
留学はどうしてもコストが高いイメージがあると思いますが、実際に具体的な数字を見ることでいつまでにいくら貯金をすればいいなどのスケジュールを決める事が出来たりします。
「留学をするにはそれなりにお金が必要なのは知っているけどどれくらい必要なの？」
「行きたい留学先あるんだけど大体いくらぐらいで行けるの？」
って事で、そんな疑問を持つあなたの為に、留学前に気になる事ランキング第1位でもある費用面と少しでも留学費用を安くする方法について書いていきます。
また、留学先をかかる費用で決めるのも立派1つの方法ですが、まだどこの国に留学するのか決めてないって人は各国の特徴を見るのもいいと思いますよ！
グローバル化が進む昨今では当たり前とされてきているのが英語力。 そんな現代に必要不可欠となっている英語力を向上させる為に英語圏へ留学することを決心する人も多いことと思います。 とは言っても、英語圏の留学先は世界中を見てもかなり多[…]
人気国別の留学費用はどれくらい？
| 国/期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
| アメリカ | 30万〜55万 | 100万〜150万 | 200万〜300万 | 350万〜600万 |
| カナダ | 25万〜55万 | 60万〜125万 | 100万〜250万 | 200万〜450万 |
| イギリス | 40万〜70万 | 70万〜160万 | 150万〜300万 | 250万〜600万 |
| オーストラリア | 25万〜50万 | 60万〜120万 | 115万〜225万 | 220万〜435万 |
| ニュージーランド | 20万〜50万 | 60万〜100万 | 100万〜200万 | 200万〜360万 |
| フィリピン | 15万〜30万 | 35万〜70万 | 70万〜130万 | 125万〜300万 |
留学費用というのは、留学の種類（語学留学か大学・大学院進学）と留学したい国と留学する期間の組み合わせでだいぶ変わってきます。
またその土地の物価や留学のプログラム、文系か理系かなどにもよっても費用面で差が出てきます。
ですが、いずれにしても下記費用は必要になってきます。
- 学費
- 滞在費
- 生活費
- 海外留学保険料
- 航空券代金
- ビザ申請料
上にある表はあくまで目安として考えるようにしましょう。
アメリカ
英語圏に留学といえばパッと浮かぶのはアメリカではないでしょうか？
世界有数の名門大学、アート系の学校、ダンススクールなど世界からたくさんの留学生が集まる人気の留学国です。
我々が中高で学んできた英語がアメリカ英語と言われていて馴染みがあるので初めて留学するという人でも行きやすい国。
そんなアメリカに留学する際にかかる費用は他の人気国よりは少し相場が高めです。
アメリカは広い国なのでたくさんの都市がありますが、留学する州や都市によって授業料や生活費に差が出てきますので、渡航前に大体の相場感を把握しておくことは大事です。
特にニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコなどの誰もが聞いたことあるような都市は費用が高めになる傾向があります。
アメリカに留学する場合に必要な費用は1ヶ月で30万から55万円を目安にしておくと良いです。
カナダ
田舎すぎず都会すぎないという住みやすさが人気のカナダ。
綺麗な英語が話されていることでも有名ですが、教育レベルも高いということで留学希望者も多い国です。
そんなカナダに留学する際にかかる費用はアメリカよりも少し相場が安いと考えてもらえればOKです。
カナダも州によってかかる費用が違います。
オンタリオ州やケベック州は高めで、ニューファンドアンドやラブラドール州は安めだと言われています。
カナダに留学する場合に必要な費用は1ヶ月で25万から55万円を目安にしておくと良いです。
イギリス
ブリティッシュイングリッシュを学びたい人にとって一択の留学先イギリス。
オックスフォード大学やケンブリッジ大学を始めとする名門大学があることで留学を希望する人が多い国です。
そんなイギリスに留学する際にかかる費用ですが、物価が高い為に学費や生活費が高くなります。
その為、アメリカやカナダよりも高い相場だと考えてください。
特に、イギリス留学でも人気のロンドンは家賃が高いので留学中の過ごし方によってはかかる費用が高くなりやすいです。
イギリスに留学する場合に必要な費用は1ヶ月で40万から70万円を目安にしておくと良いです。
オーストラリア
世界で最も住みやすい都市のトップ10に４つの都市がランクインしている留学希望者にも人気のオーストラリア。
留学生の受け入れに関して法律があるほど、留学制度が充実していることでも有名な国です。
そんなオーストラリアに留学する際にかかる費用ですが、物価が高い国ということもあって相場はそんなに安くはありません。
ですが、滞在先によっては生活次第でアメリカやイギリスよりも安く抑えることが可能です。
特にシドニーやケアンズは物価が高く、学生が多い街としられるメルボルンは意外と物価が安めだったりします。
オーストラリアは工夫次第で留学コストを抑えることができる国といえそうです。
オーストラリアに留学する場合に必要な費用は1ヶ月で25万から50万円を目安にしておくと良いです。
ニュージーランド
人よりも羊の数の方が多いと言われている国ニュージーランド。
住みやすい気候と自然に囲まれた環境が勉強するのに最適だということで人気の国です。
そんなニュージーランドに留学する際にかかる費用ですが、英語圏の中でも比較的安い相場となっています。
ニュージーランドの主要都市でもあるオークランドやクライストチャーチ、そしてウェリントンは物価が高めです。
最近ではクイーンズタウンも物価が高いエリアとして有名になっています。
これらの都市は語学学校が多いので留学先として選択する人が多いので少し多めに生活費を考える方が無難です。
ニュージーランドに留学する場合に必要な費用は1ヶ月で20万から50万円を目安とすると良いです。
フィリピン
近年、日本から留学をする人がどんどん増えているフィリピン。
マンツーマンレッスンで受けることができる授業の質が高い事で人気の国です。
そんなフィリピンの最大の魅力は留学費用の安さにあります。
上の表を見ても分かると思いますが、アメリカやイギリスなどに比べると留学にかかる費用はかなり安くなります。
また留学する期間が長ければ長いほどフィリピンの安さが際立つのが分かります。
フィリピンは物価も安いので、生活費も抑えることが可能。
低コストで留学をしたい人にはオススメであることは間違いありません。
フィリピンに留学する場合に必要な費用は1ヶ月で15万から30万円を目安にすると良いです。
留学費用を少しでも安くする方法
どこに留学するにしても、留学費用を少しでも抑えられるのであれば抑えたいですよね。
そこで留学費用を少しでも安くする方法を教えちゃいます。
全てが皆さんの留学の条件に当てはまる訳ではないですが、少しでも安くしたい！って人はぜひ参考にしてみてください。
留学エージェントのサポート手数料カットで節約
まずは留学エージェントのサポート手数料をカットする事で節約することができます。
エージェントにもよりますが約10万円は節約することができます。
エージェントを使わずに留学する人には関係ない話なのですが、エージェントを使って留学をしたいって人もいると思います。
そんな人は色々なエージェントを比較すると思うのですが、一つ注目して欲しいのが留学サポート費用。
エージェントには留学前の様々なサポートをしますよー！という「サポート費」がかかるのですが、このサポート費がかからないエージェントもあります。
留学する為のエージェントを決める前に、このサポート料が無料か有料かを確認すると少しでも節約できると思いますよ。
ビザ申請は自分でやる
そして次に長期留学をする場合に必要になってくる学生ビザの申請を自分でやることで節約出来ます。
この申請には2万から4万はかかるのでその節約できることになります。
先ほど言ったエージェントの留学サポート費用とはまた別に、学生ビザ申請サポート料を設けているエージェントが実は多いんです。
ですが、学生ビザの申請は大使館のウェブサイトで自分でオンライン申請することができます。
ウェブサイトに申請方法は載っていますが、分からないとしても今のこのご時世、ビザの申請方法くらいはネットで探せば出てきます。
自分でできることを2万から4万払ってエージェントにやってもらうかどうかって訳です。
僕なら自分でやりますね（笑）
滞在先で節約
そして留学先での滞在先も滞在方法によっては節約することができます。
まず、留学国の物価が高いエリアは避ける事。
都市部の中でも高いエリア安いエリアはあるので十分に調べるようにしましょう。
そして、ホームステイかシェアハウスかによっても節約することができます。
節約したいのであればシェアハウスをオススメします。
ホームステイは食費を抑えることができますが家賃が高めの場合が多いのが現状。
その為、家賃を分割できるシェアハウスをオススメします。
というのも、生活費がかかってしまう原因の多くは外食にあります。
シェアハウスは家賃が安くなる代わりに家事もしなければなりませんが、自炊をすることで最低限のコストで抑えることができるんです。
英語力を上げるという目的の面でも多国籍のルームメイトがいればメリットたくさんですね。
アメリカ留学した僕はここに一番お金を使った！
ここまで留学人気国の留学にかかる費用を比較してきましたがいかがでしょうか？
僕は数年前ですがアメリカに留学した経験を持ちます。
当初はイギリスに留学しようとしていましたが学費や生活費が高かったのでイギリス留学は断念しました。
なので、当時の為替の問題もあるかも知れませんが僕の中ではアメリカよりイギリスの方がかかる費用が高いイメージです。
話を戻して、そんな僕がアメリカ留学時代に1番お金を使ったのは食費や友人との交際費でした。
僕が留学したのは北カリフォルニアにあるチコという田舎町。
歴史あるカリフォルニア州立大学チコ校とコミュニティカレッジがある学生の町でもありました。
田舎町というだけあって、同時期にロサンゼルスやサンフランシスコに渡米した友人と比べても物価はかなり安かったです。
参考までに、2Bedroom（日本でいう2LDK）の広めの部屋で7万ほどでしたが、LAの友人は４畳くらいのロフトで7万ほど払っていました（笑）
もちろん授業料も高かったのですが、僕は田舎町のコミュニティカレッジに通っていたので都心部の学費に比べれば約3分の１ほどの学費で済みました。
なので本来ならばかなり低コストで留学できるのですが、パーティが多いこの学生の田舎町では食費や友人との交際費にお金を多く使いました（笑）
僕が留学した時代は為替が1ドル80円とかだったのでまだラッキーだったかもしれませんね。。
留学に行くまでの費用の相場等はあるかもしれませんが、最終的には生活費でコストを抑えられるかどうかは変わってきます。
留学をするというのは決して安い費用ではありませんが、その分良い経験をする事ができます。
行きたい留学先の大体の目安をしっかり調べて、渡航前までにお金を貯めるなり、ワーホリのことについて調べたりするなどして納得のいく充実した留学にしましょう！
ってことで今回はここまで！
See you later!