「絶対に英語が話せるようになる」で有名なセブ島留学。
最近では「留学」と調べると留学に人気のアメリカやイギリスに負けじと「フィリピン セブ島」の文字をよく目にします。
英語の語学留学を考えている人にとっては、
「英語留学なのにフィリピンなの？」
「他の国への留学と何が違うの？」
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか？
セブ島が人気なのにはちゃんとした理由があるんです。
ということで今回は、コスパ良く英語を学びたいならフィリピンへ！セブ島留学のメリットとデメリットについて書いていきたいと思います。
留学を検討している人にとって「フィリピン留学 セブ留学」という文字を目にする機会が増えたのではないでしょうか？ 近年は、留学する人の数が全体的に減ってると言われていますが、セブ島留学をする人は年々増えているんだとか。 セブ島留学[…]
そもそもフィリピンって英語圏なの？
まず最初に、「フィリピンの人って英語喋るんだっけ？」って思った方もいるのではないでしょうか？
僕も1番最初はそう思ってました（笑）
実は、フィリピンの公用語はタガログ語。
ましてやセブ島の公用語はビサヤ語（セブアノ語）という言語が使われています。
ですが、フィリピンは昔アメリカの植民地だったこともあって、英語も公用語の1つとして使われているのでほとんどの人が英語を扱うことができます。
EF・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社が出している英語能力指数ランキングというものをご存知でしょうか？
非常に高い〜非常に低いの5つにグループ分けされているのですが、2019年は20位で上から2番目のグループに入っています（ちなみに、2016年は13位、17年は15位、18年は14位）。
アジアではシンガポールに次ぐ2位の英語能力指数を誇っているのがフィリピンなんです。
ちなみに日本は53位で下から2番目のグループに入っています（笑）
| 順位/データ | 英語能力指数ランキング（2019） |
| 1位 | オランダ |
| 2位 | スウェーデン |
| 3位 | ノルウェー |
| 4位 | デンマーク |
| 5位 | シンガポール |
| 6位 | 南アフリカ |
| 7位 | フィンランド |
| 8位 | オーストリア |
| 9位 | ルクセンブルク |
| 10位 | ドイツ |
| 20位 | フィリピン |
| 日本 | 53位 |
すばらしいですよね！
ですが驚くのはまだ早いですよ。
なんと、2013年にGlobal English社が発表したビジネス英語指数(Business English Index)のデータによると、フィリピンが7.75ポイントで世界一なんです！
2013年のデータなんて古いじゃないかって思うかもしれないですが、それでもすごくないですか？（それ以降実施されていません）
ちなみに日本はアジアで最下位の4.29ポイントだそうです。
なんてこったい！
| 順位/データ | ビジネス英語指数ランキング（2013） |
| 1位 | フィリピン |
| 2位 | ノルウェー |
| 3位 | オランダ |
| 4位 | イギリス |
| 5位 | オーストラリア |
| 6位 | ベルギー |
| 7位 | フィンランド |
| 8位 | スウェーデン |
| 9位 | インド |
| 10位 | シンガポール |
| 日本 | 50位 |
世界各国と比べてもフィリピンの英語水準が高いことから、フィリピンにみんなが語学留学する理由が分かりますよね！
セブ島留学のメリットとは？
フィリピンが世界的に見ても英語力が高いことがお分かりいただけたかと思いますが、英語だけであればアメリカでもイギリスでも構わないですよね。
セブ島留学のメリットって一体何なのでしょうか？
- 留学費用が安い
- 日本から５時間の距離
- マンツーマンレッスンのクラスが受けられる
- ビザの手続きが不要
- リゾートビーチでリフレッシュ可能
留学費用が安い
まずセブ島留学のメリットとして、留学にかかる費用が他の国に比べて格安ということが挙げられます。
| 国/期間 | 1週間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 |
| フィリピン | 10万〜25万 | 15万〜30万 | 35万〜70万 |
| アメリカ | 20万〜40万 | 30万〜55万 | 100万〜150万 |
| カナダ | 20万〜40万 | 25万〜55万 | 60万〜125万 |
| イギリス | 20万〜40万 | 40万〜70万 | 70万〜160万 |
| オーストラリア | 20万〜30万 | 25万〜50万 | 60万〜120万 |
| ニュージーランド | 20万〜30万 | 20万〜50万 | 60万〜100万 |
他の留学人気国とフィリピンの価格相場の目安を比べても圧倒的に安いのがお分かり頂けるかと思います。
1ヶ月留学しても100万はいかない相場です。
何でこんなに安いかなのですが、理由としてはフィリピンは物価が安いから。
単純に、授業料や居住費や食費が欧米他国と比べてめちゃくちゃ安くなるからなんです！
また、フィリピンの語学学校では滞在費や食費が含まれていることが多いので現地でも実際にお金を使う事はありません。
使ったとしても日本では考えられないような安さなので使いすぎた！とまではならなそう。
安いからと言って、怪しいとか何か穴があるんじゃないかと思ってしまいそうですが、そんな事はないので安心してください。
日本から５時間の距離
そしてフィリピンは日本から1番近い英語圏何です。
その距離なんと日本からたったの約5時間！
LCCが就航しているので日本を旅行するのと同じくらいの運賃で行けることも留学費用を抑える要因の1つです。
LCCはキャンペーンなんかもやってたりするので場合によっては通常よりもっと格安で行く事ができる事もあるみたいです。
また、フィリピンは日本との時差も1時間なので時差ぼけに悩まされる事もないと言えます。
| 国 | 航空券代目安 | 所要時間目安 | 時差 |
| フィリピン（セブ） | 約4万5千 | 約5時間 | 1時間 |
| アメリカ（ニューヨーク） | 約19万 | 約13時間 | 13時間 |
| カナダ（バンクーバー） | 約18万 | 約9時間 | 16時間 |
| イギリス（ロンドン） | 約32万 | 約12時間 | 8時間 |
| オーストラリア（シドニー） | 約13万 | 約10時間 | 1時間 |
マンツーマンレッスンのクラスが受けられる
次にセブ島留学のメリットとしてあげられるのがマンツーマンレッスンのクラスを受ける事ができるということです。
これは欧米留学とセブ島留学の大きな違いになります。
このマンツーマンレッスンとはその名の通り、先生と1対1で英会話の授業を行うこと。
アメリカなどの語学学校ではグループレッスンと言われる授業形式で、簡単にいうと日本の学校の少人数バージョン。
先生一人に対して生徒10人くらいの少人数で行われるのが主流だったりします。
しかしこれだと一人当たりの英語を話す時間が少なくなってしまいます。
日本の授業でも同じですが、頭の良い子や積極的な子ばかりが話して中々自分は話す事ができなかった！なんてことにもなりかねません。
せっかく留学しているのに英語を話す機会がない！なんてそれだけは避けたいですよね。
それに比べて、マンツーマンレッスンは1対1なので英語を話す時間が十分に取れます。
僕は英語力を上げるためにはとにかく積極的に英語を使うことだと思っていますが、マンツーマンであれば英語を話す時間がしっかりと担保されています。
欧米留学では絶対にできない、先生を独り占めできる留学がセブ島留学です！
ビザの手続きが不要
そして、面倒なビザの手続きが不要である事もメリットの1つ。
フィリピン留学の場合、留学前に日本でビザ申請の手続きをする必要がありません。
そう、ビザ申請というあのめんどくさい手続きをしなくて良いんです！
例えば、僕が留学したアメリカであれば留学前に大使館に行って面接までしますからね。
もちろん費用はそれなりにかかりますし、必要な提出書類も多くあります。
ですが、フィリピン留学の場合は留学前のビザの書類手続きの心配は全く必要ありません！
なんとフィリピンでは入国した後に滞在手続きを行って、日本国籍であれば30日のビザが無料でゲットできます。
30日間の留学であればビザの費用がかからないんです！
なので1ヶ月間留学をしようとしている方、そして忙しくて手続きなんかやってられないよ！って社会人にとっては特に魅力の1つなのではないでしょうか？
リゾートビーチでリフレッシュ可能
セブ島留学の1番のメリットは、リゾートビーチでリフレッシュする事ができるという事です。
セブ島は南国リゾートが連なる世界有数の大人気ビーチスポット観光地。
「平日は語学学校でみっちり英語を勉強→週末はリゾートビーチで綺麗な海を堪能」
なんていう最高の留学生活を送る事も可能って訳です。
セブ市内からタクシーですぐに行ける距離なので、オンとオフを切り替えて楽しむのもよし！
勉強のモチベーションも保てそうですよね。
また、セブの空港から飛行機で少し移動するとボラカイ島やパラワン島など、世界でも有名な観光地に行く事も可能なんです。
これは、フィリピン留学ならではのメリットと言えるかもしれません。
セブ島留学のデメリットは？
セブ島留学のメリットがたくさんありましたが、もちろん良い事だらけではありません。
メリットがあればデメリットもあるものです。
セブ島留学のデメリットを解説していきます。
- 治安が悪い
- 日本人が多い
- 英語が第一公用語じゃない
治安が悪い
留学を検討する人にとって治安が良いか悪いかって結構大事ですよね。
正直に言いましてフィリピンの治安は日本に比べるとかなり悪いです。
まぁ日本はかなり治安が良いのでどこに留学しても日本よりは悪いのですが、世界的に見ても治安が悪い場所ではあります。
その証拠に世界平和指数では163カ国中138位となっていて…ってそれはミンダナオ島でいまだに紛争があるから。
じゃあそれ以外は安全なの？って思う方もいらっしゃいますよね。
そうでもありません（笑）
首都マニラは治安が悪く、スリや置き引きが多発してるようですがそれに比べればセブ市内は比較的治安は良いです。
ですが、あくまでも日本よりは治安が悪いということを頭に入れておきましょう。
セブだからって油断していると痛い目に遭いますよ！
他の留学人気国の治安に関してはこちらの記事をご覧ください。
留学をしよう決めた人にとって、「どこに留学するか」は大きな悩みの一つですよね。 留学制度や留学費用など留学する国を決める時にはいろんな要素を見る必要があると思いますが、「治安が良いかどうか」も留学先を決める上で非常な大事なポイントにな[…]
日本人が多い
次にセブ島留学には日本人が多いというデメリットがあります。
日本人が多いとつい日本語を喋ってしまいがちです。
実は、フィリピン留学発祥の国は韓国なんです。
なので韓国人留学生が1番多く、その次が日本人。
語学学校にアジア人が多いという状況なので、どこかインターナショナル感に欠けてしまうのが難点。
マンツーマンレッスンというメリットでどれだけカバーできるかってところでしょうか。
このデメリットに関しては留学する個人個人の意識でどうにかなる問題でもありますので強い気持ちを持って頑張りましょう。
英語がメインの言語じゃない
そして、フィリピン留学のデメリットとしては英語がメインの言語じゃないという事が挙げられます。
先ほども言いましたは、フィリピンの公用語はタガログ語、もしくはビサヤ語です。
もちろん英語も公用語の1つなので使われていますが、日常会話は大体タガログ語かビサヤ語。
なので24時間ずっと英語漬け！って訳にもなかなかいかないのが現実。
そして、よく言われているのが語学学校の先生たちが訛りがあるという事もデメリットの1つかもしれません。
アメリカ人やイギリス人が喋るような英語を目当てにしてきた人はがっかりするかもしれません。
セブ島留学はコスパ重視の人にオススメ！
ここまでセブ島留学のメリットとデメリットについて書いてきましたがいかがでしょうか？
セブ島留学は、費用面・生活面・学習面で非常に素晴らしいメリットがあります。
確かにデメリットももちろんありますが、それよりもメリットがそれを凌駕していると僕は思っています。
僕が思うセブ留学のいいところはやっぱり英語を話す時間が他の国の留学に比べて長いこと。
英語を上達するにはやっぱりインプットした英語を使うことです。
その機会が、セブ島留学にはかなりあると思います。
そして、忘れちゃいけないのがセブ島留学にかかるコストが格安だということ。
留学って費用を抑えるか、英語学習環境を優先するかって結構分かれ目なんですけど、セブ島留学は正直どちらも持っていると思います。
ぶっちゃけ、コスパ最強と言っても過言ではないです。
とにかく留学費用を抑えて留学したい人、とにかく英語力をつけたい人はセブ島留学を選択肢の1つに入れてみるのはどうでしょうか？
ってことで今回はここまで！
See You!
留学を検討している人にとって「フィリピン留学 セブ留学」という文字を目にする機会が増えたのではないでしょうか？ 近年は、留学する人の数が全体的に減ってると言われていますが、セブ島留学をする人は年々増えているんだとか。 セブ島留学[…]