オーストラリアの山火事被害の現状と”bushfire”と”wildfire”の使い方の違い

オーストラリアといえば、カンガルーやコアラなど自然豊かな環境に動物がたくさんいるイメージではないでしょうか。

そんな動物たちが今どんどん死んでいってます。

というのは、最近ニュースでもやっと“話題になっているオーストラリアの大規模な山火事。

ツイッターでも #PrayForAustralia とか #bushfire などといったハッシュタグが使われて現状を見ることができます。

で、この“bushfire”という単語は「山火事」という意味なんですが、僕はよく“wildfire”って言っていました。

この2つの単語はどうやって使い分けられているのでしょうか?

って事で今日はオーストラリアの山火事被害の現状と”bushfire”と”wildfire”の使い方の違いについて書いていきます。

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オーストラリアの山火事被害の現状


今この記事を書いている執筆時点での被害情報によると、

  • 24名が死亡
  • 8000匹以上のコアラが死亡
  • 5億頭の動物が死亡
  • 1500棟以上の住宅が崩壊し全焼
  • 5500万ヘクタール以上の森林が消失
  • 深刻な食糧不足

といった悲しいことに甚大な被害が出ている今回のオーストラリアで起きている大規模な山火事。

現在もまだ消化活動が続いているそうなんですが、この山火事は暑さと乾燥した気候によるものでオーストラリアの夏は火の季節と言われるほど。

オーストラリアは綺麗なビーチ!ってイメージがあるかもしれないですが、いろんな動物が生息してることから分かるように自然が多い国。

コアラの大好きなユーカリの木は油分をたくさん含んでいるのでそこら辺の山火事とは比べ物にならない程の山火事が起こるんです。

今回はコアラの生息地帯の3分の1が燃えてなくなってしまったとのことでコアラが絶滅の危機に晒されているんだとか。

救出したとしてもユーカリの木が消失してしまっている以上自然に戻すことができないんだそうです。

どうすればいいのでしょう。

ちなみに、今回NSW州(ニューサウスウェスト州)の被害が特に大きくて記事執筆時点で約400万ヘクタールを消失してるんだとか。

関東の一都六県の総面積は324万ヘクタールってことを考えると…半端ないですね。

NSW州だけですよ。。


“bushfire”と”wildfire”の違い

オーストラリアでは今回のような山火事のことを“bushfire”と呼んでいますが、僕は山火事のことを”bushfire”とは呼んでいませんでした。

というのも、実は僕がいたカリフォルニアでも毎年必ずと言っていいほど山火事は発生していて、つい昨年は僕が留学していたパラダイスエリアが甚大な山火事の被害にあい、カリフォルニア州史上過去最悪の山火事と言われているほど、僕は山火事に馴染みがあるんです。

当時は僕の知っている通りやエリアが全焼しているのを見て、まるでウォーキング・デッドや映画を見ているかのような、昔の白黒写真を見ているかのような感覚で言葉をはっきり失ったのを覚えています。

オーストラリアと逆でカリフォルニアでも春から夏にかけては山火事のシーズンなんて言われていますが、本当に雨が降らずに乾燥しているんです。

その時でさえ、日本では何にもニュースにならなかったのですが(笑)

そんな時に僕が記事やメディアでよく目にしていたのは“wildfire”という単語でした。

そして僕は留学していた時代に、

アキラ
You can’t go to school today because of wildfire.(山火事のせいで学校今日行かれへんで)

みたいな会話をしていたくらい”wildfire”という単語を口に出していました。

ところが、今回のオーストラリアの山火事は、記事でもニュースでも今回の被害のものはほとんど”bushfire”って書いてあるんですよね。

同じ山火事って意味だと思ってたけど何か違うの!?

ってことで色々調べてみると、以下のことがわかりました。

  • “wildfire”はアメリカでよく使われている
  • “bushfire”はオーストラリアでよく使われている
  • “bushfire”は”wildfire”を細分化したもの

まず単語の意味を知りたい時は英英辞典などを使って英語で意味を調べるのが手っ取り早いです。

ってことで調べてみると、

  • “bushfire”: (Australia)An uncontrolled fire in a wooded or grassy area.
  • “wildfire”: A rapidly spreading fire, especially one occurring in a wildland area.

という意味を見つけました。

ここで注目して欲しいのが、”bushfire”の説明の(Australia)と書いている部分。

その後色々調べていくと、”bushfire”は低い木のエリアの火事のことを指しているみたいで、叢林地(そうりんち)が多いオーストラリアでは”bushfire”という言葉と共に育ってきていると言っても過言では無いわけです。

逆に”wildfire”は未開の地(wildland)が燃える山火事自体を”wildfire”と言っているんですね。

つまり、どんな植生の気が燃えているのか、などによって言い方が変わるんだそうです。

他にも、

  • brush fire:雑木林火災
  • dessert fire:砂漠火災
  • grass fire:草地火災
  • hill fire:丘陵火災
  • vegetation fire:植生火災
  • veld fire:草原火災
  • peat fire:泥炭火災

などもあるそうです。

つまり、“Wildfire”が山火事の1番大きな意味で、その中に”bushfire”が存在しているわけです。

そして、オーストラリアでは”wildfire”ではなく”bushfire”と最初から言うのに対し、アメリカでは”wildfire”というのが普通だということですね。

Pray for Australia

ってことで、オーストラリアにとっての山火事は”bushfire”なんですね!

“bushfire”と調べると辞書とかにも(豪)とか”in Australia”って書いてあるので、オーストラリア英語だと思ってもらっていいかもしれません。

あるオーストラリアメディアの記事で、「これは”wildfire”ではない。”bushfire”だ。”wildfire”はあまりにもアメリカ的すぎる」って書いてある記事もあったので”bushfire”に誇りすら感じてそうですね(笑)

ただ、オーストラリアの山火事の現状は未だ深刻で鎮火までまだまだ時間がかかります。

SNSで避難している映像や動物を保護している写真などを見ていると胸が痛くなってしまうのですが、自分たちにも赤十字を通じて募金できるそうです。(コチラから募金できます)

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僕たちにもできることはあります。

ってことで今回はここまで!

Pray for Australia.

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