英語を勉強している人なら誰しもが分かることがあります。
それが、
そんな簡単には英語力は伸びない。
という英語学習者を奈落の底へと突きつける現実。
ですが、日本人でも英語を操り世界で活躍している人もいるので伸びない訳ではないのは事実。
でも大丈夫!僕らには「ブレイクスルー」がある!
「ブレイクスルー」というのは、勉強してもなかなか英語の上達を感じなかったのにある日突然英語が上達すること、を言います。
ありえない話のようで本当の話なんです。
というのも、筆者のアキラもブレイクスルー経験者の一人なんですよね。
ってことで今回はブレイクスルーを経験した僕が英語の上達を自覚した瞬間を皆さんにシェアしちゃおうと思います。
僕がブレイクスルーを実感した瞬間
これから話すことは本当に全然盛ってないし、何も嘘ついてないのでマジで信じて欲しいんです(笑)
先に言っておきますが、「ブレイクスルー」って何も特別な人にしか経験できないことではないんです。
みんな英語の勉強を続けていれば訪れるのが「ブレイクスルー」なんです。
ブレイクスルーをする方法やコツなどについては下の記事を参考にしてくださいね!
英語を喋れるようになりたい! と意気込んで勉強を始めてみたはいいものの、やれどもやれども全く英語ができるようになった実感がない。 そんな人はいませんか? おそらく、ほとんどの英語学習者がそう思っているのではないでしょうか?[…]
ブレイクスルー 〜出会い〜
まずは僕の中での最初の小さなブレイクスルーです。
実は僕は小学校4年生から色々あって英会話スクールに通い始めたのですが、もちろん最初はなーんにも分かりません。
英会話スクールですから先生も全て英語で喋りますし、指示もお歌もなにもかも英語。
分かるはずがありません。
ですが、見知らぬ言語を扱っているという実感が楽しくて楽しくて、毎日毎日テキストを見て読んでいました。
最初は全く読めないし、なんて発音するのかも分からないのですが、ある日突然奴がやってきたのです。
「なんか…読んだら合ってるって褒められる」
今までは単語を見てもなんて発音するかすら分からなかったのですが、文の中にある知らない単語を見て、意味は分からなくても発音だけはできるようになったのです。
これはかなり小さなブレイクスルーだと思っています。
もちろん、英語に毎日触れていたことでなんとなく発音のルールを学んでいたのかもしれないのですが、意味は分からないけど発音はできる状態になりました。
すごく印象的で今でも覚えています。
この頃から、意味はわかってないけど意味を分かって英語読んでるよってドヤ顔を始めた気がします(笑)
ブレイクスルー 〜再開〜
次のブレイクスルーは僕が18歳の時です。
海外大学に留学したいという思いから、International College in Japanという海外大学に行く為の学校に通っていました。
もちろん先生陣はオール外国人で授業は英語ですべて行われる学校。
授業中は私語も英語と決められています。
小学校から英語に触れていたおかげで、中学と高校とそれなりの成績を英語でとってきた僕ですが、海外大学ともなると話は別です。
「先生何言ってるかわからん。」
今までは日本の義務教育内でゆっくーりな英語を聞いてきた僕にとって、ネイティブがネイティブスピードで話している事など正直分かりませんでした。
「宿題どこまでやれって言った?」
って周りに聞くレベルです(笑)
ですが、やっぱりやってきますよね、奴が←
「あーなるほどね。ハイハイ、了解。」
なんと先生の言ってることが理解できるんですよね。
これはこの学校に入学してから2ヶ月目くらいですかね。
それって要は慣れだろ?って思うかもしれませんが、違うんですよね。
先生の言ってることが1個1個聞き取れるんです。
これは、先生の授業を毎日受けていたからというのは一部で、リスニングの課題を泣くほどやっていたから、だと思います。
指定された教材を聞いて聞いて、質問に答える練習を分からなくても課題として毎日クリアしていたから。
「昨日まで分からなかったのに、今日はなんかすごい調子がいい!」
そう思ってから、リスニングに苦手意識がなくなりました。
ブレイクスルー 〜新たな幕開け〜
リスニングのブレイクスルーが来てから拙い英語でも会話に自信がつき、そこそこの英語ライフを送っていました。
が、僕は英文を作ったり読んだりすることがそこまで得意ではありませんでした。
いわゆる文法的ミスは当たり前の文章なんですよね。
今まではなんとか、リーディングでは知っている単語を見つけては推測して(これももちろん大事な技術)文章の内容を”把握”していたのですが、それでは自分で英文をライティングする事は勿論できませんよね。
なので、今までは単語だったり、文法をたくさん勉強してきました。
「何言ってるかわかんないけどたぶんこうで合ってる」
そんな感覚です。
でもそれが良いなんて思ってないし、課題も多いので徹夜なんて当たり前に文法問題やライティングの課題をこなしてきました。
そしてある日やつがやってきたんです。
「あぁ、すげぇシンプルな構造…あれ?他の文もそうか!あなるほど!」
個人的にはこのブレイクスルーが1番大きなブレイクスルーでした。
今までは、なんとなくで読んできた英文がめちゃくちゃシンプルな構造でできている文章に見えたんです。
これは名詞、これは動詞、この後はその内容を表してる、主語はこれだからこれは述語..
そして、僕は心の中でこう思いました。
英語って簡単だ!!
正直不思議な感覚でした。
あんなに複雑に見えていた文章が何にも難しくなくなるんです。
もちろんこれには、単語を勉強したこと、文法に毎日取り組んだことが身を結んだと思っているのですが、この構造を理解したことで、リーディング以外の技能(ライティング・リスニング・スピーキング)にも多大なる影響をもたらしてくれました。
英文でエッセイを書くときも文法ミスが減り、リスニングも何を言っているかがより一層分かるようになり、自分が言いたいことを文章にする時に頭の中で整理して喋ることができるようになりました。
この感覚以降、留学するために受けたTOEFLのテストは大幅に点数アップ!
200点以上アップしました。
僕の中での1番大きなブレイクスルーは、International Collegeに入学してから1年間毎日ほぼ徹夜の勉強時間をこなした後に訪れました。
入学して最初の頃は、本当に留学大丈夫か!?って内心思ってた僕でしたが、無事卒業する前にめちゃくちゃ大きな自信をつけることに成功しました。
英語を勉強してて、この時以上に「英語」を読む・書く・聞く・話すが楽になったことはありません。
この当時はブレイクスルーという言葉を知りませんでしたが、今思い返せば1番大きなブレイクスルーはこの時でした。
ブレイクスルーを経験したい人へ
今英語を使っていろいろ発信している人も、僕もそうですが、最初は誰だって英語初心者です。
なのでみんな英語が分からない!って時期はありました。
でも、諦めずに勉強して食い下がっていると僕が体験したようなブレイクスルーを必ず経験できます。
薄暗かった目の前が急にライトに照らされるような感覚。
本当にあるんです。
昨日出来なかった理解出来なかったことが、なぜか急にできるようになるってリアルにあるんだ!って僕も思いました。
なので、今英語を勉強しているけどなかなか伸びなくて悩んでる!って人もいると思いますが、絶対に諦めちゃダメです。
急に来ますから!
急に!
みんなにも早くブレイクスルーの感覚を味わって欲しいなぁ!!
ってことで今回はここまで!
Bye!