この記事を読んでいる人は「英語が喋れるようになりたい!」「英語力をアップさせたい!」と思っていると思います。
そして、英語を喋れるようになる為には留学が1番の方法なんですか?と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか?
結論から言わせていただきます。
留学なしでも英語は喋れるようになります。
僕はアメリカに3年間留学した経験がありますが、だからこそ留学をしなくても英語力をアップさせることができると感じています。
「留学するには時間もお金もない!けど英語を喋りたい!」
「留学なしでどうやって英語力を上げるの!?」
そんな疑問を持つ人の為に今回は、海外留学なしでも英語を喋れるようになる方法と伸びる人の特徴について書いていきたいと思います。
英語を話せるようになりたいなら留学なの?
「英語を話せるようになりたい」と言う話題になると必ずと言っていいほど議論に上がるのが「留学」です。
しかし!
「留学すれば英語が話せるようになる」というのはよくある勘違いです。
確かに、海外に行けば英語を使わないといけないのでいつの間にか英語が話せるようになるのではないか?って思う気持ちも分かります。
ですが、現実はそんなに甘くありません(笑)
留学したからと言って英語が喋れるようになる訳ではないんですよね。
というのも僕はアメリカに3年間留学してきて同じ地域に留学していた日本人を何人も知っています。
ですが、いつになっても英語を喋れるようにならない人もかなりいたのも事実です。
つまり、留学しても英語を喋れるようにならない人の特徴は、
- 英語の基礎がない
- 留学中に英語の勉強をしていない
- 留学中に日本人としかつるんでない
- 英語を喋る機会を作っていない
- 英語を喋れるようになりたい目的がない
と言ったところです。
留学はあくまでも英語漬けになることができる環境があるだけ。
つまり英語を話せるようになりやすい環境があるだけで、少しでも英語を使おうと努力することや勉強を継続していなければ英語を喋れるようになる訳ではないんです。
そして逆を言うと、
- 英語の基礎がある
- 留学中も英語の勉強をしている
- 留学中に日本人とばっかつるんでない
- 英語を喋る機会を作っている
- 英語を喋れるようになりたい目的がある
人はグングン英語力が伸びると思います。
英語を話せるようになりたい人で留学を検討している人は少しでも上の条件を考えながら留学すれば、留学を通して英語を話せるようになると思いますよ。
留学なしで英語力が伸びる人の条件
留学をすれば必ずしも英語を話せるようになる訳ではないということが分かってもらえたかと思います。
それではどんな人が英語力を伸ばすことができるのか?ですよね。
僕が思う英語が話せるようになる人の特徴は
- 英語の基礎がある
- 喋る・使う機会を積極的に作っている
- 継続力がある
- 英語を話せるようになりたい目的がある
だと思っています。
留学して英語が話せるようになる人とほぼ変わらないですよね。
そしてこの中で個人的に一番大事だと思っているのが英語を話せるようになりたい目的があるかどうかという事です。
知識とかテクニックとかよりももっと根本的な部分。
例えば、
- 就職したい仕事に必要だから
- 国際結婚して海外に住みたいから
- 英語を喋れるようになってチヤホヤされたいから
とかなんでもいいと思います。
僕の場合は、「世界中に友達が欲しいから」が英語を話せるようになりたいと思ったきっかけでもあり目的でもあります。
友達になりたいのに英語がうまく喋れず外国の方とうまくコミュニケーションが取れずヤキモキした経験があるからです。
留学を決心するまでには色々ありましたが英語を学びたい目的は確実にありました。
英語の勉強におけるモチベーションを維持して継続していく上でも目的を明確に持つことはかなり大事です。
目的があれば継続ができます。
人にもよりますが、なんとなく英語を学ぶのとは本気度が違うのですぐに結果が現れなくても簡単に諦めたりすることもなくなると思います。
そして、ここでいう「英語の基礎」というのは中学レベルの単語や英文法のこと。
まずはこの基礎を少しでも頭に入れることが大事で、いわゆる英語ができる人というのは少なからず基礎をインプットしています。
文字通り基礎の勉強が英語の全てのベースなので、留学してようがしてなかろうが基礎を疎かにしない人は強いです。
そして最後に英語を使ったり喋る機会を積極的に作っている人です。
つまりアウトプットと言われているものですね。
アウトプットの方法は今の時代いくらでもあると思ってて、何もネイティブと直接会話することだけがアウトプットではありません。
例えば、
- オンライン英会話に参加する
- 得た知識をSNS等で披露する
- 街中で外国の人を見つけたら話しかける
などなど人それぞれのアウトプット方法があっていいと思います。
もちろん、ネイティブの友人と話をしたりMeetupなどを利用してコミュニティに参加するのもありです。
とにかくアウトプットを通して、英語を毎日使っていることや英語のことを毎日考えていることが大事な訳です。
確かに留学をしてる方が英語を使う機会がそこら中に転がっているので、英語を使う・喋る機会を作るという上では留学の方が有利。
これは、ちょっと前に話は戻りますが、留学は英語を話せるようになりやすい環境があるだけで、日本でも英語を話したり使ったりする環境を自ら探せば良いということが改めて分かりますよね。
英語を話せるようになりたいけど、留学する時間もお金もない…って人は上の条件を意識して英語の勉強をしてみてください。
諦めず根気よく続ければ絶対に英語を話せるようになります!
アキラが思う留学なしで英語力を伸ばす方法
先ほども言いましたが、僕はアメリカに3年間留学した経験があります。
確かに留学生活では色々な事を学びましたし、留学中は積極的にネイティブと交流してきました。
が、僕が思うのは英語力を伸ばしたいだけだったら留学する必要はないということ。
英語力を上げるだけなら日本でも十分です。
って事で僕がオススメする留学なしでも英語力を伸ばす方法を何個か書いていきます。
- 中学レベルの単語や文法を勉強する
- オンライン英会話を活用する
- LLNを活用する
中学レベルの単語や文法を勉強する
まず1番最初にやらないといけないのが基礎勉強、つまり中学レベルの単語や文法を勉強するという事です。
教材に基づいて基礎単語や基礎文法をどんどんインプットしてください。
正直これが1番辛いと思います。
だって、めちゃくちゃつまんないもん!(笑)
でも英語を喋れるようになってる自分を想像して根気強く頑張ってください。
絶対に後悔しないですから!
ちなみに、中学英語を勉強する教材は別に問いません。
今はアマゾンでも実際の書店でもたくさんの教材があるので、自分がなんかこれなら続けられそう!って思ったものをチョイスするのが良いと思います。
僕のお勧めは『Grammar in Use』という教材です。
これは全て英語で書かれているのですが、分かりやすい説明文とイラストで英語を英語で学ぶ事ができます。
ハードル高いわ!って思う人もいると思いますが、そこに出てくる単語やフレーズも基礎なのでチャレンジするのもオススメです。
でもまずは自分が継続できると思う教材を選びましょう。
オンライン英会話を活用する
前述した基礎の単語文法を勉強するのにプラスでオンライン英会話を活用するのもオススメです。
やはり英語というものは使わないと意味がないと思っていて、インプットした知識を実際に自分の口で相手に伝えるようになるのが英語習得の理想です。
一昔前とは違って、今ではいつでもどこでも気軽に受講できる色んなオンライン英会話サービスがありますし、英語の猛者等もアウトプットの場として活用しています。
ネイティブかノンネイティブ講師、TOEIC対策、グループレッスン向けなど色々なプランがありますし、価格や受講できる時間もあなたのライフスタイルに合わせて柔軟に受講する事ができるので色々調べてみる事をオススメします。
有名どころでいうと、
- DMM英会話
- EF
- ネイティブキャンプ
- Cambly
- weblio英会話
などなど他にも沢山あります。
注意すべきことをあえて言うなら、自分の中で基礎英語は少し身についてきたなって思うタイミングで始めるのをオススメします。
というのも、何も喋れない、わからない状態で受けてもあっという間に1コマのレッスンが終わってしまって少し勿体ないです。
オンライン英会話を始めるためにも基礎をそれなりに身につけてから受講しましょう。
基礎ばっかりやってて少し嫌になってきたなってタイミングで始めればモチベーションも上がりますし、人と話す楽しさと難しさを体験できると思います。
留学では自分から積極的に話しかけてネイティブ達と話す必要がありますが、留学しなくても英語のプロ海外講師と話をできます。
英語を積極的に使う環境をいかに増やせるか、は留学なしも留学ありの人も同じなんです。
LLNを活用する
最後に英語を勉強する上で最近かなりオススメなのがLLNを有効活用することです。
LLNとはGoogle Chromeの拡張機能でもあるLanguage Learning with Netflix(以下LLN)。
つまり、Netflixを見ながら英語の勉強をしよう!ということです。
海外の映画やドラマを見ながら英語の勉強をする事ができたら最高じゃないですか?
しかも、単語や文法などの勉強と違ってつまらなくないですよね(笑)
英語の勉強が楽しくなってしょうがなくなると思います。
LLNは、従来Netflixでは英語か日本語かなどどっちかの字幕しか見る事ができなかったものが、英語と日本語の同時字幕をみる事ができるようになるツールで最近英語の学習に役立ている人も増えています。
海外ドラマや映画はネイティブ英語の宝庫。
ネイティブスピードのリスニングで耳を鳴らす練習をしながら知らない単語やフレーズがあったら拾っていく。
休憩でNetflixを見るのもこれさえあれば、ただの休憩ではなくなります。
詳しい使い方は、下の記事で説明しているので是非見てください。
世の中のグローバル化に伴って「英語を勉強しよう!」って思っている人はかなり多くなっていると思います。 実際、これから留学しようと思ってる人にとっても、留学する前に英語力をできるだけ向上させたい!って思ってる人も多いのではないでしょうか[…]
留学の醍醐味は英語力だけじゃない
ここまで、海外留学なしでも英語を喋れるようになる方法と伸びる人の特徴を書いてきましたがいかがでしたでしょうか?
もう一度言いますが、留学すれば英語が話せるようになる訳ではありません。
そして、留学をしなくても英語は話せるようになります。
ただ、英語力を伸ばしたいから留学する!という考えも僕は全く否定しません。
留学先であなたがモチベーションを高く保ち、英語をどんどんインプットして積極的にアウトプットしているのであれば英語力は間違いなくグングン伸びると思います。
なので、留学をするにしてもしないにしても英語の基礎を勉強して英語を積極的に使うこと。
これが英語力を伸ばし話せるようになる秘訣です。
ですが、そもそも僕が思う留学の醍醐味は英語力が伸びることだけではありません。
留学先では、カルチャーショックを経験する事ができたり、日本では考えられないような価値観や考え方に遭遇したり、留学をしなかったら経験できないような素敵な体験が待っています。
「留学してみたいなぁ」っていうぼんやりとした気持ちはあるんだけど、今ひとつまだ決断できない... 実際、留学するって決断したとしても「留学って意味あるのかなぁ」って不安になりますよね。 分かります。僕もそうでした。 でも安[…]
もちろん、留学先でただ行ってるだけの人は英語力も伸びませんし、醍醐味である素敵な経験もできません。
なので、英語力を伸ばすためには留学する必要があるか?という疑問に関しては僕ははっきりと答えます。
留学なしでも英語力を伸ばすことはできます!
って事で今回はここまで!
Bye!