「英語のつなげ字」とも呼ばれている筆記体。
学校で習ったことがある人も多いのではないでしょうか?
でもなんだかんだ中途半端に覚えてしまって今はもうほぼ書けない。英語を勉強したいのでもう1回しっかり覚えたい!
って人も多いのではないでしょうか?
筆記体を書くことが出来る身として言わせてもらうと、正直、時間の無駄です。
ってことで今日は、ネイティブも使わない!筆記体を覚えるメリットとデメリットを書いていきます。
筆記体を覚えても英語は喋れないよ
最近ではもう教育方針にないみたいですが、中学校で筆記体を習ってた人が多いみたいですね。
今は教科書の後ろに載ってるくらいなんだとか。
筆記体は英語で“cursive”・“cursive handwriting”と言います。
そんな筆記体ですが、英語を勉強したい!って人で筆記体を勉強したい人が結構多いんだとか。
英語を勉強したいと言っている僕の友人にも筆記体を覚えたい人が結構います。
筆記体を勉強するのも覚えるのも自由なので好きにしてもらっていいのですが、1つだけ言いたい事があります。
英語をマスターするためにわざわざ筆記体を覚える必要はありません。
なぜなら、筆記体を書けるかどうかは英語を喋れるかどうかに関係ないからというシンプルな理由ともう1つ。
海外で生活していても使わないからです。
海外では筆記体が主流だと思っている人が多いのですが全くそんなことはないんですよ。
とは言っても、何事にもデメリットやメリットがあります。
僕が思う「筆記体を覚える」ということに対してのポジティブやネガティブ要素を踏まえながら、覚えるかどうかは自分で判断してください。
筆記体を覚えるデメリット
先ほども言いましたが、海外では筆記体が主流だと思っている人が非常に多いです。
ところが、実際にアメリカで何年か生活してみて、筆記体が登場するシーンはほぼありませんでした。
そもそもITが進んでいるこの世の中で手書きで何かを書くという機会はかなり減っています。
パソコンを使うことが多いので、筆記体を使う機会がまず少ないんです。
複雑で難しいと言われている筆記体を一生懸命覚えたのに、現地で使えないなんてコスパが悪すぎます(笑)
そして、1番厄介なのが、自分が筆記体で書いた文字をネイティブに見せると読みにくいと思われるということ。
こっちからしたら「あなた達に合わせたんですけど!」くらいの感覚で筆記体で書いたのに、
「なんでこいつ筆記体なんだよ」
なんて思われてたら凹みませんか(笑)
現地の人たちも筆記体を使う機会は少ない上に、筆記体を読みにくい書体として認識しているんだそうです。
ちなみにアメリカでも学校で筆記体を教えるということはやっていないみたいです。
<デメリット>
- 現地で筆記体を使う機会は少ない
- 現地人でも筆記体は読みにくい思われている
筆記体を覚えるメリット
さて、こっからはメリットを書いていきます。
筆記体が書ける身として1番痛感したのは、多くの文字が早く書けるということです。
まぁ当たり前なのですが、ペンをノートから離さないで書けるのでその分早く書けますよね。
ただ「この文字ってどう書くんだっけ?」があると全く早くならないので完全にマスターしてないとこのメリットは感じられないかもしれませんね。
そして、筆記体をスラスラとかけたらカッコいいってのはあるかもしれません。
筆記体を勉強したい!って言っている人の大半はこの理由なのではないでしょうか?
実際僕も中学校の先生の筆記体のサインがカッコよくて筆記体を覚えたってのはあります(笑)
筆記体を書ける人がカッコいいのではなくて、筆記体という書体自体がカッコいいんですよね。
形の綺麗な筆記体の文字列は文書自体をカッコよくさせる効果があります。
そんなカッコいい筆記体を自分で書けるようになれたら…って思うと覚えるメリットはありますよね。
<メリット>
- 短い時間でたくさん書ける
- そもそも筆記体がカッコいい
自分の名前は書けるように!
ここまで僕は、筆記体を覚えるのは時間の無駄だ!と言ってきましたが、1つだけ筆記体を一生懸命覚えておいた方がいいことがあります。
それが、自分の名前です。
海外ではサインをするときにハンコの代わりに自分の名前を書くことが頻繁にあります。
サインをする時はブロック体ではなく筆記体が良しとされていて、その理由としては筆記体は一人一人のクセが出やすいから。
つまり、偽造されにくいんですよね。
サインを真似されて不正利用された!とかは本当にだるいです。
海外に留学する人、海外でビジネスをする予定の人は最低でも自分の名前くらいは筆記体でスラスラと書けるように練習しておくことをオススメします。
今は、筆記体を練習する“cursive writing”ってアプリもありますので活用してくださいね。
ってことで今回はここまで!
また明日!See you!