突然ですが、好きなスポーツ選手だったり好きな俳優や女優さんはいますか?
僕はアン・ハサウェイが好きです。←突然の告白
もし何かのイベントやプライベートなどでチャンスがあるのであればぜひその人のサインをGETしたいですよね。
そんな時、英語で「サインください」って言うことができますか?
実は結構勘違いしている人が多いフレーズでもあるんです。
って事で今回は、日本人が勘違いしやすい英語で「サインください」の言い方を書いていきます。
2種類の「サインをください」
「サインをください」には2種類あります。
1つは、冒頭から言っているように有名人などを相手にサインが欲しい時に言うもの。
もう1つは、カードで買い物をした人に対して署名が欲しい時に言うものです。
カードで買い物した時に言う「サインください」は、有名人のサインが欲しい時に言う「サインください」とは言い方が違うんです。
有名人のサインが欲しい時
僕は目の前にアン・ハサウェイがいたら気絶してしまうかもしれないですが、頑張って意識を保つとしても、有名人に「サインください」って声をかけれるチャンスってそんなにないじゃないですか?
そんなレアな瞬間だからこそパッと英語で言えるようにしておきたいですよね。
そんな有名人のサインは英語で“autograph”(オゥトグラフ)と言います。
“sign”じゃないってことにびっくりするかも知れませんが、実はそれが落とし穴。
英語を勉強し始めたばかりの人からしたらそんなによく聞く単語じゃないとは思いますが、僕もアメリカにいる時代に聞いたことはほぼありません。
強いて言うならNFLに入るって言ってたサッカー仲間に
- Can I have/get your autograph?
- May I have/get your autograph?
- Autograph please?(一番簡単で子供がよく言ってる)
署名を求める時
そして、特に接客業をしている人に覚えておいて欲しいのが、カード決済後の署名をもらう時ですね。
来年は東京オリンピックの関係で外国人観光客はかなり増えると思いますので「サインください」という場面も自ずと増えると思います。
そこで多くの日本人が勘違いしている英語表現は、
“Please write your sign here”(ここにサインください)
ではないでしょうか。
これが多くの人が犯してしまう間違いなんです。
“sign”は名詞ではなく「サインする・署名する」という動詞なので、”sign”を使いたい場合は、
“Please sign here”
となります。
もし、”sign”を名詞で使いたい場合は、名詞形である”signature”を使って、
“Please write your signature here”
と言うようにします。
ちなみに僕がアメリカで言われたことがある、もしくはよく使われているなと感じたのは、
- Please sign here.
- Could you write your signature here?
- May I have your signature?
のこの3つが多かったような気がします。
外国人観光客がたくさんくるような場所で働いている方はぜひ覚えてください!
正しい英語を!
正直言って、”Please write your sign”って言われても通じるとは思います。
文法が間違ってるからと言ってサインをくれない人はいないでしょうし、流石のアン・ハサウェイも「”autograph”ちゃうくて”signature”ゆーてるわ。サインあげへん」とはなりません。
ただ、「サイン」っていう言葉は日本語として浸透しているがゆえに英語での勘違いが起きてしまうのは事実。
逆にいうと英語を喋るときに頭の中で日本語から変換して英語を話すとこうなりがちです。
最初は難しいかもしれませんが、英語は英語で考えながら勉強していく、単語は英語で覚えていく。というのが実は英語を使えるようになる秘訣だったりもします。
ってことで、今回は有名人からサインが欲しい時と署名を求める時に言う「サインください」の英語と日本人が間違えやすい言い方を紹介しました。
正しい英語で使えるようになりましょうね!
それでは今から「プラダを着た悪魔」を鑑賞しますので失礼します。
BYE!