「多分」って英語でなんていう?って聞くと1番多い答えが
“Maybe”(メイビー)
と返ってきます。
もちろん間違ってはいないのですが、「多分」を表す単語は”maybe”だけではありません。
そして「多分」を表す単語はどれくらい確信があるかによって使い分ける必要があるんです。
って事で、確信度合いで変わる?「多分」を表す4つの英単語の使い分けを書いていきます。
これから紹介する4つの「多分」の使い分けを知ることができれば、「多分」の返事で幅が広がりますよ!
「多分(たぶん)」を表す英単語の使い分け
多分合ってると思うんだけど間違ってる時に責任を負いたくないから「多分」って言っとく。
こんな考えをしたことはありませんか?
このように、日本人は「多分ね」といった返事を無意識よくする傾向にあります。
そして「多分」= “maybe”という思考になっているので”maybe”を多用してしまうんですよね。
ですが、「多分」は自分の確信度合いによって使い分ける必要があります。
- Probably (80%~)
- Maybe (50%)
- Perhaps (30%~50%)
- Possibly (10%~30%)
それでは1個ずつ見ていきます。
Probably(プロバブリー)
まず最初に“probably”です。
「多分」を表したい中で80%以上自信がある状態、十中八九そうだなって時に使えます。
今から紹介する「多分」の中では最も自信がある状態ですね。
「絶対に!」とは言い切れないけど「恐らく」って時に使います。
Maybe(メイビー)
次に日本人がよく使う“maybe”。
度合いとしては50%の確信がある時に使える単語で、「もしかしたらそうだろう」などどっちつかずの返事をする時に使います。
実は、海外に行くと”maybe”という表現は相手から良しと思われません。
“yes”か”no”かはっきりさせろや。自分のことやろ!って風に相手をイライラさせる可能性があるので毎回”maybe”で返事するのはやめましょう。
Perhaps(パーハップス)
次に“perhaps”ですが、どっかで見たことある!って人も多いのではないでしょうか?
“perhaps”は確信度は30~50%で、「そうかもしれないけど確かではない」とか「どっちかって言ったら確信はないけどひょっとしたら」という時に使います。
確信度として先ほど紹介した”maybe”より低いですが、”maybe”とほぼ同じだと考えても大丈夫です。
どっちかと言ったら”maybe”より丁寧な表現です。
「行けたら行く」はほぼ行かんやつ!(笑)
Possibly(ポッシブリー)
そして最後に“possibly”です。
確信度としては10%~30%と今回紹介する「多分」の中で最も低く、「もしかすると」「ひょっとすると」「無きにしも非ず」くらいの時に使います。
ごまかしたい時だったり、はっきりとモノを言いたくない時に使うような単語です。
また、“cannot”をつけて否定文にすると「とても〜できない」という意味になるので覚えておきましょう。
100%確信がある時は?
ここまでは「多分」を表す確信度が100%以下の表現を書いてきましたが、逆に100%確信がある時は何というのでしょうか?
絶対に自信がある!って時もありますよね。
そんな時は、
- Definitely(ディフィニトリー)
- Absolutely(アブソルートリー)
の2つの単語が便利です。
「絶対に」や「確実に」という意味の英単語で海外ドラマや映画にもかなり出てきます。
- Absolutely/Definitely:100%
- Probably:80% ~
- Maybe: 50%
- Perhaps:30% ~ 50%
- Possibly:10% ~ 30%