例えば、スマホの充電がなくなって、友達が充電器を貸してくれた時、あなたは
「ありがとう!」
と言います。そして友達は、
「どういたしまして!」
と言います。
「ありがとう」と「どういたしまして」はもはやセットですよね。
これはもちろん英語でも一緒で、
“Thank you”と言われたら”You’re welcome”(ユアウェルカム)
な訳です。
でも実際に、海外で生活したり旅行したりしてネイティブと会話していると”Thank you”に対する返事は“you’re welcome”以外の言い方をよく耳にします。
ということで、今回はネイティブのように英語を話したい人必見!
ネイティブがよく使う”Thank you”に対する”you’re welcome”の別の言い方を紹介します。
必ず”Thank you”=”You’re welcome”ではない
普段生活していて「ありがとう!」と言われた時、あなたはなんて返事しますか?
「いいえ〜!」「全然良いよー!」「いつでも言ってー!」「かまへんかまへん!」
などなど、要は「どういたしまして」ですが、言い方は色々ありますよね!
それは英語でも一緒!
“Thank you”に対する返答は”You’re welcome”だけではないんです。
今回は”You’re welcome”の丁寧な言い方とカジュアルな言い方に分けて説明していきます。
丁寧な返事の仕方
まずは、丁寧な「どういたしまして」の言い方です。
上司に対してや、年上の人に対して、店員さんがお客さんに対してのシチュエーションで使うことが可能です。
- You’re welcome.(ユアウェルカム)
- Don’t mention it.(ドンメンショニッ)
- It’s a pleasure.(イッツァプレジャー)
Your welcome(ユアウェルカム)
いや、うん…
“Your welcome”かい!
と言いたい気持ちは分かりますがちょっと落ち着いてください(笑)
僕が言いたいのは、ただの”Your welcome”に“very/more than/most”を使用することで丁寧さに違いを生み出せます。
- “You are very welcome.”
- “You are more than welcome.”
- “You are most welcome.”
“You’re welcome”はなんだかんだでよく使われる返事の仕方なので、覚えておいてくださいね。
Don’t mention it.(ドンメンショニッ)
これ聞いたことないよ!って人はネイティブに近づくチャンス到来です。
ネイティブでは結構な数で言ってる人います。
“mention”(メンション)は「言及する」という意味。
つまり、”Don’t mention it”は「それを言及するな」という意味で、「礼には及ばないです」という意味です。
It’s a pleasure.(イッツァプレジャー)
“Pleasure”は「喜び・光栄」という意味。
つまり、”It’s a pleasure”は「それは光栄です」といった意味になります。
それなりに丁寧な言い方の印象です。
他にも”It’s my pleasure”といった言い方をしたりします。
カジュアルな返事の仕方
次にカジュアルな「どういたしまして」に対する返事の仕方です。
これは、親しい友人など知ってる人であればだいたい使うことが可能です。
- No problem(ノープロブレム)
- That’s ok/That’s all right.(ザッツオーケィ/ザッツオーライ)
- No worries.(ノーウォーリーズ)
- Anytime.(エニタイム)
No problem(ノープロブレム)
“No problem”は直訳すると「問題ない」という意味。
ありがとうだなんてそんな…全然問題ないよ!
といったニュアンスで、カジュアルに返事することができます。
That’s ok/ That’s all right(ザッツオーケィ/ザッツオーライ)
個人的に1番使っているのが、“That’s ok”です。
「OKだよ!」「いいんだよ!」
ってな感じで気軽に使えるのが好きです。
No worries(ノーウォーリーズ)
これは大西ライオンです。
え?(笑)
“worries”は”worry”(心配)の複数形で、それに”NO”が付属しているので、つまり…
心配ないさー!!
という意味になります(笑)
ありがとう!と言われたら、心配する必要ないよ!って感じですね。
Anytime(エニタイム)
最後に”Thank you”の後によく聞くのが、“Anytime”です。
“Anytime”は「いつでも」という意味です。
なので、いつでも言ってね!ってニュアンスが含まれています。