海外ドラマや洋画などを見ているとよく聞くスラングの代表格“Fuck”。
英語が苦手って言ってる人でも知ってるくらい認知度の高いスラングですよね(笑)
実際、”Fuck”という言葉自体があまり良くない意味というのは知っているものの、「言うてめっちゃ使われてんじゃん!」って思ってる人も多いのではないでしょうか?
「でもある意味で”fuck”を使いこなせたらちょっとネイティブっぽくない?」
「”Fucking”って言ってる人もいるよね?あれどう意味?」
そんな疑問を持つスラング好きなあなたのために、“Fuck”の意味や使い方について解説しちゃいます。
そもそも”Fuck”の意味とは?
まず当たり前のことなんですけど念の為お伝えしておきますね。
“Fuck”は汚い言葉です!
なのでドヤ顔で”Fuck fuck”言ってると嫌われるのでやめましょう。
今回の記事を書いている僕自身も嫌われる可能性があるくらい激しめの言葉です。
とは言っても英語のスラングって何?と聞かれたら俄然”Fuck”な訳です。
スラングの代表格”Fuck”さえ使いこなすことが出来ればネイティブに1歩近づくと言っても過言では無い訳です。
そんな”Fuck”という言葉の本来の意味は「セックスをする」「性交する」というのが最も一般的。
日本でもそれなりに浸透しているのではないでしょうか?
ただ、”Fuck”という単語は使い方次第で色んな意味になり得ますので説明していきます。
Fuck のいろんな使い方
“Fuck”の使い方はだいたい以下の通り。
- セックスする
- 相手を罵る時
- 感嘆詞として使う時
- 強調したい時
1個ずつ例文とともに説明していきます。
セックスするの意味
まずは本来の意味である「セックスする」の意味で使う時に”Fuck”を使います。
一応伝えておきますが、「セックスする」って他にも言い方があります。
簡単に言うと「セックスする」って意味の英単語の中で”fuck”が1番口が悪いです(笑)
わざわざこの単語を使う必要はありません。
それでも仲の良い友人同士だと頻繁に使われていたりします。
日本語でいうと「ヤッた」という表現の方がしっくりくるかもしれません。
相手を罵る時
次に”fuck”の使い方としてあるのは、「相手を罵る時」です。
一番シンプルで有名なのは”Fuck you”ですよね!
絶対に言っちゃダメですよ!(笑)
相手が反応したら大乱闘になる事間違いなしです。
“Fuck you!”を日本語で表現するのは難しいのですが、無理やり訳すならば「くたばれ!」的な感じです。
とにかく相手を罵る時に使うフレーズと覚えてください。
大学をアメリカで過ごし、社会人サッカーにも参戦していたアキラは最初は試合中の罵り合いの多さにびっくりしました。でも…
…慣れるもんですね←
他人を罵りたいあなたの為に、散々相手を罵った経験のあるアキラが何個か教えてしまいましょう。
- Fuck off:くたばれ
- Go fuck yourself:くたばれ
- What the fuck:んだよ!
- Don’t fuck with me:おいあんまなめんなよ
- I’m gonna fuck you up:ボコるぞ!
名詞編
- fucker(クズ野郎)
- motherfucker(クズ野郎)
- stupid fuck(クズ野郎)
- dumb fuck(クズ野郎)
- fuckhead(クズ野郎)
- fat fuck(クズ野郎)
言った後は自己責任でお願いします!(笑)
様々な感情を表す時
次の”fuck”の使い方はいろんな感情を表す時です。
つまり感嘆詞としての使い方という事ですね。
僕が英語を日本語で説明する時に個人的に難しいなと感じる、声のテンションや表情で意味が変わる単語の1つ。
怒ってる時、痛い時、がっかりした時、驚いた時など、その時の状況でテンションは違うと思います。
シュート外して”fuck!”って言ったら「くそっ!!」ってなるし、友達のデコピンが痛かった時に言ったら「いった…」ってなるし、競馬に負けてがっかりした時は「くそぅ…」ってなるし、友人に驚かされた時は”fuck!!”で「わぁ!!」ってなります(笑)
強調したい時
最後に、何かを強調したい時に”fuck”を使う事が出来ます。
いわゆる強調詞というやつです。つまり、“so”とか”very”と同じ。
海外で生活していた中で一番聞いたのではないかってくらい強調で使う人は多いです。
アキラ的には、”fucking~”を日本語に訳すと、「クソ〇〇」。
こう訳すとなんかしっくりくるので頭の片隅にでも入れておいてください。
強調は強調でもいろんな強調の仕方があるので簡単に説明していこうと思います。
“fucking ~”で強調
まずは、普通に単語を修飾するように“fucking”を使って強調する方法。
“so”や”very”と同じ使い方なので簡単に使えると思います(笑)
いや使えってことではないんだけども(笑)
She is hot.(あの女セクシーやねんけど)
↓
She is fucking hot.(あの女くそセクシーやねんけど)
もっと強調したい場合は”so”とくっ付けて表現することもあります。
The night view of Tokyo is beautiful.(東京の夜景は美しい。)
↓
The night view of Tokyo is so fucking beautiful.(東京の夜景はめちゃくそ美しい。)
単語の中に”fucking”を入れて強調することもあります。
フレーズの中に”fucking”を入れて強調したりします。
これを入れることにより緊張感が変わります。
No way!
↓
No fucking way!
Are you kidding me?
↓
Are you fucking kidding me?
“the fuck”をつける
これは先ほどのフレーズ中に”fucking”を入れるのと同じく、“the fuck”を入れて強調する方法。
Shut up(黙れ。)
↓
Shut the fuck up(黙れよ!)
Get out of my way(どけ。)
↓
Get the fuck out of my way(どけ!)
5W1Hにも使うことができます。
Who are you?(あなただれ?)
↓
Who the fuck are you?(お前だれ?)
Where were you last night?(昨日の夜どこにいたの?)
↓
Where the fuck were you last night?(てめぇ昨日の夜どこにいたんだよ)
“~as fuck”をつける
様々な形容詞の後につけることで強調することができるのが“~as fuck”。
これも同じく「くそ」「かなり」「めっちゃ」などで訳すことができます。
YES/NOの前に”fuck”
そして、「はい」「いいえ」の前に”fuck”をつけることで強調することができます。
例1)
例2)
Do you wanna go to the bar today?(今日バー行きたい?)
同じような表現で”hell yeah”/”hell no”と言う使い方もあって、これらも同じようによく使われていますので頭に入れておくといいかもしれません。
“Fucking”を丁寧に言いたい
もうそろそろ言わなくても分かってくれてると思うんですけど、”fuck”とか”fucking”とか汚い言葉です(笑)
だからニュースとかでは「ピーッ」て入るし、音楽でもその部分だけ無音になったりします。
なので、丁寧もくそもないのですが、それでも”fuck”という言葉について話さないといけない時だったり、どうしても”fucking”くらいのニュアンス欲しいけど使いたくない!って時も生活していれば出てきます。
一応そういう状況で使える英単語もあるので共有しておきます。
F-ing/fricking/freaking
まず1つ目は、”fucking”の”uck”を抜いた“f-ing”、もしくは“fricking”(フリッキング)/“freaking”(フリーキング)です。
個人的には”freaking”が好きです。理由は、特にありません(笑)
“f-ing”は僕の英語力が不足してるからか、発音しづらいんですよね。
The F-word
次に”fucking”を丁寧に言い換える単語は“the F-word”です。
“F-word”ってどこかで聞いたことあるな?って人も多いのではないでしょうか?
意外にもニュースとかでは結構使われているので覚えておくといいです。
The F-bomb
そして最後が“the F-bomb”。
2個目の”F-word”に似てますよね。”bomb”は爆弾という意味なので、”fuck”という爆弾を投下するという意味でつけられたのでしょうか?
調べてみると周りの人が爆弾が爆発したかのように大騒ぎをするニュアンスでつけられたそうです(笑)
あくまでも親しい間柄で使おう
ここまで色々と”Fuck”の意味や使い方を説明してきましたが、まずは”fuck”という言葉を発した際に、相手にどう思われるかを考えることが1番大事です。
“Fuck”という単語は正直めちゃくちゃ便利です。
なぜかというと、文の中のどこに入れてもだいたい成立してしまうから。
つまり、動詞にもなるし、形容詞にも名詞にもなるんですよね。
でも、”fuck”という言葉が卑俗である事は変わりません。
学生の時に習った教科書とかでは絶対に出てこないけど、海外の人と会話したり、生活したら頻出単語といっても間違いありません。
使うか使わないか迷っているのであれば、使わない方が無難です。
意味だけ理解して使用は控えるくらいが本当はいいです。
でも使いたくなっちゃいますよねー(笑)
もし使いたいのであれば、親しい間柄の友人に使いましょうね。
もう1回最後に言います。
自己責任でお願いします!(笑)