英語初心者が苦労する発音が激似の”want”と”won’t”の違い

英語を勉強していくと、発音が似ている単語に遭遇します。

全く一緒の場合もあれば、似てるようで実は違う単語もあります。

僕が英語を勉強し、リスニングをする上でかなり苦労したのが“want”と”won’t”

これ読む分にはいいですけど、実際に会話で出てくるとどっち?ってなるんですよね。

ってことで今回は、発音が激似の”want”と”won’t”の違いについて解説していきます。




“want”と”won’t”の違い

“won’t”というのは“will not”の略です。

知らなかった人は覚えてくださいね!

この2つ英単語で厄介なのは、”I want~”とか”I won’t~”のように2つとも“I”の後に続いて使われるということ。

逆に言えば、文脈で判断することもできるのですが、英語を学習したての最初の頃はなかなかそういう訳にもいかないですよね。

結論から言いますが、この“want”と”won’t”には音の違いはほとんどありません

でもあくまで「ほとんど」で、違いはあります。

発音記号で見るとわかりやすい

発音記号というものをご存知でしょうか?

単語を勉強したり、辞書を引いたことがある人は単語の横にカギカッコをみたことがありませんか?それです。

実はこの発音記号というのは、スピーキングを学ぶ上では非常に大事になってくるので、見てなかった!って人は今度から注目してみるといいですよ!

さて、ではこの2つの単語の発音記号を見てみると以下のようになっています。

  • want[wɒnt]
  • won’t[wount]

ご覧のように発音記号が違います。

“a”が逆になってるようなものがあって分かりにくいですが、片仮名で表すと、“want”は「ワァント」“won’t”は「ウォオントゥ」が似た音になります。

ここからは僕の感覚ですが、

  • “want”は口を大きく開けて「オ」と発音する
  • “won’t”は口をすぼめて「オゥ」と発音する

って感じです。

あと、”won’t”の方が発音の長さが気持ち長いです。

試してみてくださいね!


それでも発音に不安な人は…

ここまで”want”と”won’t”の違いについて書いてきましたがいかがでしょうか?

音の差はほとんどないですが、それでもまだ不安だという人はいると思います。

僕もそうでした。

そんな人に僕からアドバイスです。

“won’t”ではなく”will not”とちゃんと言う。

これに限ります。

“don’t”とか”can’t”などよく短縮されていますが絶対に短縮しなければいけない!というルールはもちろんありません。

アキラ
I won’t be there.(そこには行かへんよ)
で通じなければ、
アキラ
I will not be there.(そこには行かへんよ)
と言いましょう。
そして、流石にいないかもしれませんが、”won’t”が発音が似てると言うことを知ったがために”want”が使いづらくなった!って人もいるかもしれませんよね(笑)
そんな人は、“want”じゃなくて”wanna”にしてみたらいかがでしょうか?
“wanna”は”want to”を短くしたもので日常的によく使われているフレーズです。
アキラ
I want to be there.(そこに行きたいねんけど。)
が通じないかも?って思ったら、
アキラ
I wanna be there.(そこに行きたいねんけど)
と言いましょう。
たまに”won’t”や”want”を使いますが、僕はもう長い間、基本的に”will not”と”wanna”で区別して使い続けています
オススメです(笑)
ってことで今回はここまで!
See You Later!
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