皆さん、英語でよく“stuff”という単語を見たことないですか?
この単語、読み方が「スタッフ」なので意味を「店員」と勘違いして覚えてしまってる人が多いんですよね。
実は店員を表すスタッフは、”stuff”ではなく“staff”なんです。
英語ってややこしいですね(笑)
でもこの”stuff”は意外と日常会話で使うことが出来るので是非とも覚えて欲しい!
って事で今回は、“staff”との違いは何?紛らわしいけど意外と使える”stuff”の意味とは?について書いていきます。
“stuff”の意味は?
店員などのことを表すスタッフが”staff”という事が分かったところで、じゃあよく見る”stuff”ってどういう意味なの?って人も多いですよね。
“stuff”は「モノ、コト」などという意味があります。
どういうコト?って感じですよね。
“stuff”は”thing”をかなりカジュアルにした単語なんです。
例えば、
って言いますよね。
ぶっちゃけこれでもカジュアルな英語なのですが、
という事が出来るんです。
“stuff”と”staff”の違い
意味が分かったのでもう大丈夫だとは思うんですが、この機会に“stuff”と”staff”の違いについて書いてみようと思います。
“stuff”と”staff”の違いは、
- 意味
- 発音
- 複数形で”s”をつけるかつけないか
それでは簡単に1個ずつ説明していきますね。
“stuff”と”staff”の違い①:意味
まず最初の違いは当たり前ですが、意味ですね(笑)
先ほども言いましたが、おさらいしますか。
“staff”はみんなが知ってる店員さんなどを表すスタッフの事を意味します。
一方、”stuff”は「モノ、コト」など事柄を意味します。
先ほどいうのを忘れていましたが、あまり重要じゃない事に対して使われることが多いです。
“stuff”と”staff”の違い⑵:発音
“stuff”を店員の意味のスタッフとして間違えて覚えてしまっている原因は、発音の違いを分かっていないからと言っても過言ではありません。
“stuff”や”staff”は確かにカタカナで読むと「スタッフ」となってしまうので、勘違いして覚えてしまう気持ちも分からない事はないのですが、そもそも片仮名で覚えるという事ふが間違ってます!←(急な切り返し)
英語は英語の発音で覚える方がいいんです!
って事で早速2つの単語の発音の違いですが、ポイントは発音記号です。
辞書で2つの発音記号を見てみると、
- stuff (stˈʌf)
- staff (stˈæf)
と書いてあります。
2つの違いは”ʌ”か”æ”ですよね。
ではまず最初に“stuff”の”ʌ”は、喉の奥から「あ」と発音する感覚です。
そして“staff”の”æ”は「え」の口を作って「あ」って発音します。
音としては、「あ」と「え」の中間の「えぁ」みたいな感じでしょうか。
実際にやってみると分かりますよ。
僕も最初は苦労したんですが、このたった1つの発音記号を間違えるだけで通じなくなってしまうんですよね。
むしろ逆に、この発音記号1つ1つをしっかり覚えればネイティブに近づけるってわけです。
発音上達のカギは間違いなくここにあると思います。
“stuff”と”staff”の違い③:複数形で”s”をつける?つけない?問題
これはちょっと文法的な話になってしまうのですが、英語には可算名詞と不可算名詞というものが存在します。
可算名詞というのは数えられる名詞のことで、不可算名詞というのは数えられない名詞のことを言います。
つまり、複数形にするときに単語の後に”s”をつけるかつけないかって事なのですが、結論から言うと、“stuff”も”staff”も不可算名詞なんです!
- “stuff”と”staff”:複数形になっても”s”はつけない
なんでこの話をしているかと言うと、”stuff”は何をカジュアルにした単語かを思い出してください。
そう、“stuff”は”thing”をカジュアルにした単語でした。
“stuff”は不可算名詞なんですが“thing”は可算名詞なんですよねーこれが。
“stuff”は”thing”と入れ替えて使ってOK!って事でまるっきり入れ替えてしまう人がいますが、ここが落とし穴なんですよねー!