マイケルジャクソンの映画のタイトル”This is it”ってどういう意味?

“This is it”

と聞いたら何を思い浮かべますか?

僕は完全にMichael Jackson(マイケルジャクソン)です。

今もなお語り継がれるMJですが、最後に出した映画のタイトルがまさに“This is it”だったんですよね。

“This is it= Michael Jackson”って感じではあるのですが、僕は前からいろんな人にこう聞かれる事が増えました。

“This is it”ってどういう意味?

って。

って事で今回は、“This is it”の意味と使い方について書いていきます。




“This is it”の意味

“This is it”をそのまま訳そうとすると、「これはそれです」ってなってしまいますよね。

正直それだと意味が不明です。

なんだよ「これはそれです」って(笑)

って思いますよね。

実は、“This is it”には2つの意味があるんですが、そのうちの1つは「これはそれです」の考え方から来ているものもあります。

それでは1個ずつ説明していきますね。

“This is it!” = 「まさにこれ!」

まず”This is it”の意味として1番一般的なのは「まさにこれです」という意味です。

分かりやすい例で言うと、何か探し物をしていて店員さんにあなたが聞いたとします。

そして店員さんが持ってきたものがまさにあなたが探していたものだとしたら「そうそうこれこれ!」ってなりますよね。

そんな時に”This is it!!”って使う事ができるんです。

アキラ
Excuse me sir…I’m looking for the book that is written by famous author, and the title is…something potter… I think it was thick and hard covered book…(すいません…有名な著者が書いてて、タイトルがなんとかポッターで分厚くてハードカバーの本を探してんねんけど…)
店員
Ah~ok man. I will bring it for you. Hold on the second.(あぁ分かったで。持ってくるからちょっと待っててや?)
アキラ
Oh Thank you.(ありがとうな)
店員
Is this what you are looking for?(これ自分が探してたやつか?)
アキラ
Yes! This is it!(そうそう!まさにこれこれー!)
「これはそれです」の考え方から「これは(私が探し求めていたのは)それです」みたいなニュアンスで考えてもらえると覚えやすいかもしれません。

“This is it” = 「これで最後です」

そして2つ目は「これで最後」という意味があります。
マイケルジャクソンの映画のタイトルはこっちの意味で使われていますね。
MJが12年ぶりにロンドン公演を行うと予告した時に
“When I say this is it, it really means this is it”(私がこれが最後や言うたら、それは本当の本当に最後なんやで。)
って発言した事がありました。
この後くらいから、何か特別な時の強調として「これが最後だ」「これで終わりだ」といった意味が強くなりました。
“This is it”が「これで最後」と言う意味があると分かったところで、他にもいろんな使い方があります。
例えば、お母さんが子供を怒ったりする時なんかも、
お母ちゃん
I said you have to do homework! Otherwise, you have no dinner, and this is it.(宿題やれゆーたやろ!夜ご飯ないで!もう言わんでな!)
アキラ
Okay Mom…(分かったよお母ちゃん…)
このように、「もう言わないよ!」って時に使うこともできます。
もう言わないよ!ってことは、「これで最後だよ!」って事ですもんね。
また他にも、部活などでチームが決勝戦を戦う前とか、ハーフタイムに残り45分だけだぞ!って言いたい時にも使う事ができます。
例えば、
アキラ監督
Boys!! We did hard training everyday! For now, we are doing good in this tournament! And now we only have 1 game left! This is it boys! Alright!? Get ‘em!!(お前ら!俺らは毎日ハードな練習積んできたろ!このトーナメントでもよくやってる!俺たちに残されたのは後1試合や!いよいよだぞ!いいか!?いってこい!!)
のように、監督だったり、キャプテンだったりが大事な試合や大舞台の前に「いよいよだ!」「これで最後だ!」「今がその時だ!」みたいに使う事ができるんですよね!
「これで最後」ってニュアンスさえ理解しておけば、いろんな場面で使える便利なフレーズでもあるのでぜひ覚えておきましょう!

“That is it”と混同しないように

“This is it”ってたった3ワードなのに、いろんな日本語訳になり得るので分からなくなるって人もいるかもしれませんが、結局は書いてきた通りの2つの意味を覚えておけば大丈夫です。
  1. まさにこれです
  2. これで最後です
そして最後に、かなり似た表現で“That is it”というフレーズがあります。
これは、「もうこれ以上何も言うことはない!」とか「以上!」「それまで!」って言いたい時に使います。
“That is it”よりは”That’s it”(ザッツィット)って発音することの方が一般的かもしれません。
映画でもよく聞く”This is it”と”That’s it”ですが、似てるからといって分からなくならないように気をつけてくださいね!
ってことで…”This is it”の意味と使い方でした!
That’s it!!(以上!!)
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